Storyシェルター 1.苦難の道のり

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

皆さまに報告いたします。

数か月前から

シェルター移転を表明して参りました。

 

80匹の猫は既に紹介しましたように

市内の民家を無償で貸して下さる方がいて

昨年末にすべて移転を終了し

日のあたる縁側でまったりと

くつろいでいます。

 

また80匹の犬の移転につきましては

用地の獲得に難航しました。

鳴き声等で近隣に迷惑が及ばないよう

できるだけ人家から離れていて

アクセスも良く 安く購入できること。

 

もちろん不動産屋にも声をかけ

何か所もの候補地を見て回りました。

また図面を取り寄せて

立地条件の検討を重ねました。

アクセスは? 環境は? 広さは?費用は?

 

しかし候補に上がった土地は

どこも一長一短で

狭い、値段が高い、アクセスが悪い

・・・等々 何らかの悪条件がありました。

 

そして

ようやく「ここだ」と思った土地も 

市街化調整区域で条件が厳しく

市の計画課に交渉したりしましたが

建設の許可が下りず

断念せざるを得ませんでした。

 

その間にもシェルターの運営で

ふるさと寄付金への協力要請と

寄付して下さった方々への御礼品の発送

資金繰りや、保健所からの引取り

譲渡会の開催、トライアル等

日々の業務が重なり

清水代表をはじめ理事の疲労は

色濃くなるばかりです。

 

当初に立てた移転計画では

10月半ばまでに用地を取得し

建設に着手する予定でしたが

11月になっても予定地が決まらず

間もなく12月に入ろうとしていました。

用地確保の焦りはつのるばかりです。

3月末までに80匹の犬たちを移転させる

という計画を延長するか

あるいは

もう新シェルターの建設は諦めようか

と思ったこともあります。 

 

そんな弱気になる私たちの気持ちを

奮い立たせてくれたのは

シェルターの子たちでした。

この子たちのために

諦めるわけにはゆかない。

さあ頭を上げよう。

そしてまた

前に向かって歩きはじめるんだ。

 

続く・・・

 

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