おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
このＳｔｏｒｙ、２年ぶりに更新します。
２年半ほど前に
首輪を付けたまま保健所に持ち込まれた
２匹の老犬のことを「Ｓｔｏｒｙサチとキチ」
４回のシリーズで紹介しました。
２匹は２年前の２月１７日に
保健所から引き取りました。
キチ♂１４歳、サチ♀１２歳でした。
名前も年齢も分かっているのは
飼い主が保健所に持ち込んだからです。
どんな理由で保健所に持ち込まれ
なぜ保健所が引き取ったのかは分かりません。
２匹は一緒に飼われていたのですが
キチが穏やかでサチは勝ち気。
あまり仲は良くないようでした。
２匹を写真で見て
引き取りたいという方が現れ
シェルターに見にいらっしゃいました。
そしてサチがもらわれて行きました。
広々とした犬舎のあるステキなお家でした。
２匹の仲が良かったなら
キチも一緒に行けたのかも知れません。
それがずーっと心に引っかかっていました。
キチは幸せをつかみ損ねたのだと。
でも・・・
最近見方が少し変わって来ました。
「Ｓｔｏｒｙサチとキチ」のシリーズを終えてから２年
旧シェルターに老犬ホームが出来
キチは新たに収容されて来た老犬たちと
一緒に暮らしていました。
青い鳥シェルターでは
老犬たちはマイペースで過ごせるので
ゆったりとくつろぐことができます。
青い鳥のスタッフやボランティアさんたちは
老犬や老猫を可愛がり
良く世話をするのです。
もともと心根の優しい人たちだからでしょう。
老人虐待がしばしば報道される人間社会に較べると
青い鳥の老犬は幸せなのかも知れませんね。
しかしこの２年間に
何匹もの老犬たちが逝きました。
新シェルターに移ったこのひと月半ほどの間にも
もち吉が亡くなりました。
「あいかつ」をしていると
犬や猫たちの生の短さを
しみじみと感じさせられます。
まるで駆け足で生きぬいて行くみたいに
短い生をキッチリと生き切り
スッキリと終焉を迎えるから
かれらは美しいのだ
と私は思っているのです。
続く・・・
～＊～＊～＊～＊～
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