Diary10/16~22 花で送る 子猫たちへのレクイエム

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

野良で生き残れるか否かは

運としか言いようのない

過酷な環境に放り出されること。

殊に子猫子犬の生存は厳しい。

だからかれらは多産なのでしょうか。

 

保健所に収容された時点で

既に衰弱している子も多いのですが

青い鳥は’16/2に防府市で

殺処分ゼロを実現してから

必死の努力でゼロを維持し続けて来ました。

 

引き取っても引き取っても

毎週保健所に新たな子が収容されて来て

人手も資金も限界で

「もう引取りはやめよう」

という声が何度持ち上がったか知れません。

 

ここ数年は常に危機感の中で

「あと1匹だけ」「あと1匹」と

歯を食いしばって格闘して来ました。

そのためにもちろん

様々な弊害が生じてはいるのですが

それでもこの3年9か月

殺処分ゼロを守り続けて来た

いいえ「続けて来れた」ことは事実です。

諦めずにやれば出来た、ということでしょうか。

(今後はいつまで可能か分かりませんが)

 

しかし

それほどの思いで引き取った子たちが

シェルターで死んでゆくのを見るのほど

辛いことはありません。

毎月何匹かの死に出会うのですが

今年は特に子猫を災難が襲っています。

 

保健所から引き取る子猫のほとんどが

風邪を引き 目が腫れており

全て病院で治療しておりますが

例年になく重症で治りが遅く

息を引き取る子が相次いでいます。

命は助かっても一生盲目の子も。

 

10月は介護の甲斐なく10匹も逝きました。

なぜこんなにも子猫の死が多いのかわかりません。

経済ばかりを優先させる一方で

「幸福度」が58位と低レベルの日本。

そんなゆがんだ人間社会への批判でしょうか?

 

守ろうと思えば守れる命なのに・・・。

そのことを小さな命が

燃え尽きながら警鐘を鳴らしてくれている

けなげで小っちゃな命の葬列です。

 

人手も医療費も不足しており

先日ブログでお願いした一時預かりさんに

何人かの方が応募して下さいました。

「引き取ってもどうせ死ぬのなら

殺処分に回してしまったら」というのは

慈しむ心を忘れたビジネスファーストの考えです。

 

例え短い命でも

冷たい壁のガス室で終わらせるのではなく

出来るだけの治療をし

人間のそばで花に埋もれて

旅立たせて上げたい。

それが助けてあげられなかった子たちへの

レクイエムなのです。

 

次に生まれてくる時には

きっときみたちも生きやすい

そんな心やさしい社会にしておいてやりたいのです。

 

 

●10月16日(水)

 

9・5か月のメス犬をトライアルに出しました。(ソアラ)

3・5か月のオス犬をトライアルに出しました。(サマー)

保健所から2か月の子犬と成犬を引き取りました。

 

●10月17日(木)

 

3か月のメス猫をトライアルに出しました。(チェリー)

 

●10月18日(金)

 

成犬の「ちから」が逝きました。

保健所から2週間ほどの猫を引き取り「ワサビ」と名づけました。

 

●10月20日(日)

 

午前と午後の2回 譲渡会を開きました。

あいおい苑の「あいおいまつり」で

午後もシェルターで譲渡会。

2か月のメス犬をトライアルに出しました。(月見)

3か月のメス猫(桃花)と

1・5か月のオス猫(獅子丸)をトライアルに出しました。

2か月のオス猫をトライアルに出しました。(アウディー)

 

●10月21日(月)

 

保健所からオスの成猫を引き取り「モルガナ」と名づけました。

 

●10月22日(火)

 

第5回通常総会を開き

次年度の予算案等が承認されました。

保健所から子猫を2匹引き取りました。(はくと くれは)

 

子猫の樹里が逝きました。

 

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