Humane5. あの日の《出会い》の不思議

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

明日 第3日曜日 12~15時 

シェルターで譲渡会を開きます。

 

その人は わざわざ

シェルターまで会いに来たのですから

年老いた片目の犬に

ひとかたならぬ愛情を抱いたはずです。

また小波も何かを感じたらしく

その人の膝に顔を押しつけ甘えていました。

人と動物との間にも出会いのドラマがあるのですが

1つの命を預かることへの逡巡も また あって当然。

動物への愛が深いからこそです。

その母親のためらいを払ってくれたのは

娘さんのやさしい心でした。

 

11月19日
 
小波がその人のお家に一時預かりに行きました。

 

ボランティアの娘さん

「なぜ小波を選んだのか」と伺うと

こんな返事が返って来ました。

 

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今年5月に母の愛犬が亡くなり

「もう犬は飼わない」と言っていました。
今まで朝夕犬の散歩に行っていたのが無くなり

近所の人から

「最近見んかったね、具合でも悪いんかと思った」

と言われる始末で 母自身も

「前はランくんのご飯買わんにゃ

おやつ買わんにゃ、と思い仕事も頑張れたけど

今は仕事してても精がない」

と言いはじめました。

そんな中、小波ちゃんが青い鳥に来て

私自身が小波と散歩をして

小波なら母の散歩相手になるのでは?と思い

母に小波の写真を見せたりして

一時預かりしてみない?と言ってみました。
柴犬も飼っていた事もあり、乗り気でしたが
母はまだ自分が午前中仕事しているので

迷っている様子でした。

 

でもこの日思い切って

小波を伴って実家に行くと・・・

「あら、来たの?」みたいな感じでした😅

小波のほうは・・・

👇この写真を見れば分かりますよね。

からだが汚れていたので

その日は玄関で寝てもらい

翌日シャンプーして家の中に入れました。

もちろんシャンプーは母がやりました。

どちらも嬉しそうでした。

 

11月25日

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1週間経ってすっかり落ち着きました。

飼われていた頃を思い出したのでしょうか

葉っぱの匂いを嗅いでいます。

 

11月26日

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母のご飯を狙う小波


 

12月5日

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今は 朝夕の散歩に
小波が家の階段をあがり帰って行く様子に
「小波ちゃんはもうここが家だと思っているのね、賢いね」
「今貰ってるご飯が無くなったら
お母さんが買ったご飯を食べさせるから」
と言っています。
母と小波が良きパートナーになってくれますように🙏

 

12月8日
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今日も母のご飯を狙いまくっていました😁
 
12月11日
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先日、初めて小波が吠えたそうです。
それは

母が小波の寝床の毛布を

きちんとたたんでいたのが

気に入らなかったらしく

吠えて、中に入り
自分で毛布をぐっちゃにして寝た、と😂
 
👇下は静止画ではなく動画です。
19秒間 切らずにそのままアップします。
小波がようやく得た平和が
しみじみと伝わって来る映像です。)

 

動物を慈しむ母と娘は
またお互いを思いやる親子なんですね。
 
Humane(ヒューメイン)=思いやりのある
 
幼児虐待や いじめや ハラスメント。
思いやる心が薄れている今の社会で
忘れてはならないこととして
このシリーズを続けて行きたいと思います。
 
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