Diary12/25~31 “かわいい”のがお仕事です

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

きょうはシェルターで

譲渡会を開きます 12~15時 

ハンディーを持った子たちにも

幸せになるチャンスを!

 

~*~*~*~

 

大晦日も元旦もなく

ブログ書きに追われていましたが

お正月に祖母が夢枕に立って

「犬も猫も 可愛いのがお仕事さ」

と私に向かって言うのです。

生前 耳にタコができるほど

何度も聞かされた言葉です。

まさか夢にまで現れるなんて!

 

犬猫の保護に全力で取り組んだ祖母は

病に倒れても入院を拒み

家で息を引き取る間際まで

野良たちの安否を気にするほど

慈悲が身に沁み込んだ人でした。

 

でも「動物愛」に目覚めたのは

子どもたちを社会人として送り出し

時間を好きに使えるようになってからだ

と言ってました。

 

またこうも話していました。

芝居見物も、旅行も、グルメも

楽しいのはその時だけ。

「良かったなぁ」と思い出にふけるのは

夢の残像を追いかけるみたいで

私にはどうもしっくり心に響かなかった。

 

そんな時に

野良犬がご近所の床下で子を産み

困って保健所に捕獲を頼んだ

という話を聞き 見に行きました。

これが彼女の生き方を決めたのです。

 

子犬や子猫の可愛さは魔術的ですから

すっかり虜(とりこ)になって

5匹の子犬をすべて引き取って帰りました。

授乳の仕方も知らずに。

 

母犬は捕まりませんでしたが

わが子が連れて行かれたのを知って

家の近くをうろつき始めたので

庭の物置に寝床をこしらえてやると

母子はそこで暮らし始めたそうです。

 

祖父は呆れて見ていましたが

こんな会話を交わしたそうです。

 

「そんな穀潰し(無駄飯食い)の

面倒を見て何の得になるのか」

「穀潰しではありませんよ。

こんなに可愛いじゃないですか」

「可愛いだけで何の役にも立たんじゃろ」

「犬猫は可愛いのがお仕事です。

立派に人の役に立ってるじゃありませんか」

 

まだ動物への関心が薄かった時代に

今でいう“アニマルセラピー”を予見した

胸のすくような反論ですよね。

学歴も職歴も家柄もごく普通の主婦でしたが

あのエネルギーはどこから湧いて来たのでしょう。

 

結局 子犬5匹の里親を見つけ

母犬は家で飼いました。

それれをきっかけに祖母は

犬猫の命を救うために働こうと決意し

“この道一筋”を貫いて生き切りました。

それは服装や、趣味や、TVドラマよりも

彼女のハートをぎゅっと掴んだようです。

 

そして今度は孫の私が

青い鳥と関わり ブログを通して

「あいかつ」に取り組むようになりました。

いい血を引き継いだと感謝しこそすれ

悔いたことは一度もありません。

 

「可愛いのが犬猫のお仕事です」

 

そう 今年も 祖母の遺志を継ぎ

かれらの立派なお仕事ぶりを皆様に伝え

多くの方々と縁を結ばせることに

力を尽くしたいと思っています。

 

おばあちゃん見ててね!

 

 

●12月25日(水)

 

保健所から1か月ほどの子犬6匹を引き取りました。

シェルターは飽和状態なので 2匹ずつ分散して

一時預かりボランティアさんのお家に託しました。

 

スタッフミーティング及び理事会を行ないました。

 

●12月26日(木)

 

3~4か月の子猫を3匹 風邪を引いて弱っているため

保健所から緊急に引き取り病院に搬送しました。

どの子も症状が重く 特に中央の子は瀕死状態です。

 

●12月27日(金)

 

前日引き取った子猫の「抱っこ」君が朝に逝きました。

おそらく人に一度も抱っこされたことがないまま。

保健所から3~4か月の子猫2匹を引き取りました。

 

●12月30日(月)

 

メスの成犬グラが逝きました。

シェルターで3年近く暮らした子です。

仲良しだった「まや」が

遺体のそばを離れないのが哀れでした。

 

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