おはようございます
《いっしょに 生きよう あおい鳥》
今日は「子犬のお見合い会」を開きます。
12:00~15:00
明日は「子猫のお見合い会」を開きます。
連日の開催ですが
それだけ防府市にはまだ
野良の犬猫が多いということです。
防府市では4年9か月にわたり
殺処分ゼロを維持して来ました。
もちろん青い鳥だけではなく
隣接する市や県や全国の皆さまの
ご支援があったからこそで
地方の小都市では奇跡的なことです。
しかし
一向に殺処分がゼロになる日は訪れません。
Diaryでお伝えしておりますように
毎週保健所から犬猫を引き取っており
生まれたばかりで授乳が必要な子を
引き取ることも珍しくありません。
行政では「手間がかかる」という理由で
ほとんどが殺処分されてしまいます。
それを引き取る私たちも当然
乳飲み子の世話は手間がかかります。
だからといって経済効率だけで
処分していいとは決して思いません。
しかし限られた人数で
200匹近い犬猫の世話をしていて
忙しいスタッフが
乳飲み子を預かるのは不可能です。
そこでボランティアさんに託し
譲渡出来るようになるまで育てて頂きます。
皆さんそれぞれのご家庭で
何かと用事があるにもかかわらず
小さな命を助けたいというお気持ちで
一時預かりを引き受けて下さっています。
9月3日
保健所から9匹の子犬を引き取りました。
この9匹は5人のボランティアさん宅に
分散して預けられました。
なっちゃんとぬうちゃんの預かりさん。
のんちゃんとねぇちゃんの預かりさん。
9月3日に引き取った9匹の内
7匹は既に譲渡されました。
9月17日
目の開いていない子犬4匹を引き取りました。
一日の猶予も出来ませんので
すぐに何人かの預かりさんに連絡し
引き受けて下さる方を探します。
4匹はフランス語の数をとって名づけられました。
その後別の方が2匹を引き取って下さることになり
今はドゥとカトルの2匹を育てて頂いています。
ブログの「子犬育てジュルナル」で紹介しています。
また同じ日に
目の開いた子犬4匹も引き取り
これも2匹ずつ預かりさん託しました。
9月24日
スプーンとフォークの預かりさんから
報告が届きました。
📧
ミルクを飲む量が増えました。
1回50mlだったのが80mlに。
特にお腹の調子は問題ないので
飲ませていますが大丈夫ですかね?
子猫の預かりさんも
陰で青い鳥を支えて下さっています。
10月12日に引き取った生後10日ほどの子猫
最初はjunkoさんが預って下さり
数日後にボランティアのOさんが
預かって下さいました。
このように手の空いた方が預りを交代して下さる。
皆で助け合って命をつないでゆく
まさに命のリレーが行われています。
10月29日
ジンジャーとシナモンの預かりさんから
動画が送られて来ました。
ずいぶんしっかり飲めるようになって来ました。
ボランティアのjunkoさんからのコメントです。
junko:また、いつミルク飲み子猫が来るかわかりません。
来たときには待ったなし💦なので
皆さんどうぞよろしくお願いします。
10月30日
📧
今日のお昼、初フードを食べました!
ガッついたので、びっくりしました😅
只今爆睡中!
預かりさんも防府市だけでなく
近隣の市に広がっています。
せっかく皆様と力を合わせて
実現し維持して来た殺処分ゼロを
ここで途切れさせたくはありません。
私たちは微力だけれど無力ではない。
一人一人の持っている力は小さくとも
集まれば大きな力になります。
そうして4年9か月にわたって
殺処分ゼロを続けるという奇跡を起こしたのです。
奇跡とは
傑出した英雄が巻き起こすドラマではなく
一人ひとりの庶民が糸を紡ぐように
静かに綴られて行く日記の延長に起こる
・・・と思うようになって来ました。
どうか私たちに
お力をお貸しください。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。