動物病院の募金箱
6月24日
市内のお店等人が集まる場所には
青い鳥の募金箱を置かせて頂いています。
青い鳥の子たちがお世話になる
中野動物病院様の待合室にも
置かせて頂いていますが
いつもいっぱい募金が寄せられます。
「すぐにいっぱいになってしまうから
集金に来て」と言われるので
いっそのこともっと大きな箱にしようか
・・・とも思うのですが
あまり目立っては申しわけないので
もう暫くは今のままで。
この日もお薬を取りに伺ったら
募金箱からお金があふれんばかり!
64,637円もありました。
市内には青い鳥から譲渡した子が大勢いて
その里親様たちをはじめ多くの方々が
ご寄付して下さっています。
ご自身のお家のワンちゃんニャンちゃんの
治療に来て下さっているのに
青い鳥の子たちのことも思いやって下さる
皆様の温かいお心に感謝です。
1日に犬6匹 猫8匹のトライアル
6月27日
コロナ感染予防のため暫く見送っていた
スマイルほうふ様での譲渡会を
久しぶりに実施することができました。
数日雨模様の天気が続いており
この日も雨の予想でしたが
何とか晴れ間ものぞく天候に恵まれ
多くの方々が訪れて下さいました。
お陰さまで犬6匹 猫8匹
合計14匹のトライアルが決まり
1日の数としては過去最高をマークしました!
「ペットを迎えるなら保護施設から」
という動物愛護の気持ちが
根づいて来たようです。
カンパや支援物資も沢山頂きました。
青い鳥が活動を続けていられるのは
皆様がご支援して下さっているからです。
本当にありがとうございます。
最期の面会をして逝った猫
6月28日
高齢化社会の進展とともに
飼い犬・猫の面倒を見れなくなったので
引き取って欲しい
という依頼が増えて来ました。
青い鳥ではご事情をうかがって
止むを得ない場合は
世話をする経費を負担して頂いて
引き取ることもあります。
以前は泣く泣く保健所に連れて行く
ケースもあったのでしょうが
青い鳥の存在が知られるようになって
安心して青い鳥に託すお年寄りが増えて来ました。
本来は行政が取り組む問題だと思うのですが・・・。
その子(4歳のオス猫)きゅーちゃんは
今年1月5日に青い鳥に来ました。
飼い主さんが老人ホームに入ることになり
「必ず迎えに行くから譲渡しないで」
というお約束で暫く預かることにしました。
去勢手術やワクチンもしていないというので
病院で検査するとエイズ陽性と分かりました。
発症はしていませんが
他の子にうつる危険もありますので
エイズキャリアの専用ルームに入れました。
しかし飼い主と分かれたショックからか
10日ほど後から急に体調を崩し
診療と投薬が続きました。
この間 老人ホームの飼い主さんは
きゅうちゃんを気にされて
毎週金曜の午後には電話で
様子を尋ねていらっしゃいました。
そんな様子で半年ほど経った頃
きゅーちゃんは歯茎から出血し
あまり動かず食欲不振になりました。
清水代表の判断で 病院に運ぶよりも
飼い主さんに面会させた方が良い
ということになり
どしゃ降りの雨でしたがスタッフが
ホームへきゅーちゃんを連れて行きました。
ホームの室内には動物は入れることが出来ず
またコロナの感染防止もあって
玄関先で飼い主さんと対面して頂きました。
きゅーちゃんも戸惑っていましたが
安心したのか膝の上でじっとしていました。
翌日の夕方
きゅうちゃんは呼吸が荒くなり
痙攣を起こしました。
スタッフが抱っこして体をさすりましたが
18:09に息を引き取りました。
飼い主さんともお別れをし
スタッフに看取られて逝ったきゅうちゃん。
空の上から青い鳥を見守っていてね。
山口市N様/東京都H様/山口市T様/保護主様より
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。