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殺処分ゼロを守りぬくために
よろしくお願い申し上げます。
青い鳥では
LINEを通してさまざまな情報が行き交い
毎日のように新しい犬や猫が入って来ます。
それは動物のことだけではなく
人間社会の良い面も悪い面も反映している
・・・と思っています。
8月20日
LINE
清水久仁子:一般の方から
1か月を過ぎたほどの子猫を引き取りました。
真っ白に汚れていて
まるで灰を被ったようでした。
子猫を連れて来た方のお話によると・・・
お爺ちゃんのお墓参りに行ったら
どこかで子猫の鳴き声がしたそうです。
広い墓地のどこかにまぎれ込んだのだろう
・・・と思いましたが
悲しげに鳴いているので見捨てておけず
声のする方に近づいて行くと
墓参の花や新聞紙等のゴミを
処分するために置かれた焼却炉があり
その中から鳴き声がする。
ミャーミャーと必死に鳴いているので
蓋を外して中を覗いてみると・・・
ゴミの燃えカスや灰に埋もれるようにして
1匹で鳴いていたそうです。
外に逃れようとしてきっと何時間も
もがいていたのでしょう。
子猫が飛び上がれる高さでもないし
焚口もふたが閉まっていたので
人間に棄てられたのに違いない。
これはきっと優しかったお爺ちゃんが
助けてやれと言っているに違いない
と哀れに思い抱き上げた。
そしてバスタオルにくるんで箱に入れ
青い鳥に連絡して連れて来た
・・・とのことでした。
箱の中もバスタオルも灰だらけです。
mikaさんと一緒に子猫のからだを
酸性水で拭きましたが
灰がなかなか取れません💦
男の子で白キジのアメショー柄。
レムくんと名づけました。
人に懐いています。
フロントラインとプロコックス済みです。
* * * * *
何度か申しておりますように
青い鳥は保健所の子を引き取るだけで精一杯。
1匹引き取ればそれだけの経費が掛かります。
ですから一般の方からの持ち込みは
健康診断やワクチン代等の医療費だけ
お支払い頂いております。
それを承知した上で
引取り依頼をする方が増えて来ました。
防府市で殺処分ゼロを
5年半も維持して来れたのは
こうした近隣の市民も含めた皆様の
篤い動物愛護のお気持ちに支えられているからです。
子猫を救ってくださった方も
灰で汚れるのも構わずに抱き上げて
経費を負担して青い鳥に託されました。
ほんとうにありがたいことです。
それにしても
ゴミ焼却炉に猫を棄てる人がいるんですね。
動物遺棄は犯罪だということを
知らないのでしょうか。
’18/4/29のブログ
「ハッと気づいたセリフの凄さ」
を再掲載しますのでお時間があれば
どうかお読みいただけると嬉しいです。
だいぶ前ですが
韓流映画が流行った頃に見たビデオで
とても印象に残ったセリフがあります。
題名も荒筋もよく覚えていないのですが・・・
鳥インフルエンザに町が汚染され
我先にと脱出しようとする群衆の中で
救助に向かおうとする救急隊員を
恋人の女医が引き止めるシーンです。
「このまま逃げましょう。
あなたが救急隊員だなんて
誰も気づきはしないわ」
「いや、俺が知ってる」
こう言って彼は汚染された町に戻るのですが
単なるヒーローのカッコいいセリフ以上に
胸にグサッと刺さって・・・
私が「あいかつ」をするきっかけになりました。
「誰にも分からないから知らんぷり」
そういう一面は恥ずかしいけど私にもあります。
「聖人じゃないんだからさ」と
自分に言いわけしながら生きて来ました。
でもこのセリフで
「自分が知っている」って凄くて怖い事なんだ
・・・と気づきました。
人は他人に裁かれるのではなく
自分で自分を裁くのです。
こんなことを書き出したのは
犬猫を捨てる飼い主が後を絶たないからです。
車で山に行って捨てる。
夜陰にまぎれてこっそり捨てる。
名前が公表されないから保健所に捨てる。
「誰にも分からないから」
「自分しか知らないから」
でも 他人は騙せても
自分で自分を騙すことは出来ません。
いくら忘れた気になっても
心の深いところで記憶していて
その後の自身の行動に影響し続けます。
ズルイ人は ズルイ顔になります。
あのとき「逃げた」記憶や「捨てた」記憶は
無意識に自己に「卑怯者」のレッテルを貼って
自覚しようとしまいと卑怯者の生き方をしてしまう。
深層心理ではそれを潜在意識と呼ぶそうです。
匿名様/トライアルのI様/匿名様より
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。