おはようございます 2203 朝
山の上に座って陽を眺めていた
4つのシルエット。
前回は(アンナ⇒)ルーシーを紹介しました。
今度は(ビート⇒)優人の過酷な生と
運命の糸に結ばれたような
巡りあいの道をたどってみます。
Story氷を解かすシリーズでは
野良や棄てられて青い鳥に来た犬達の
氷のように閉ざした心を
スタッフやボランティアさんが
ゆっくりと温め開かせて行く過程を綴って
これまで多くの回を重ねて来ました。
その第1回目にビートは登場しています。
Story氷を解かす1.’20/10/16
その日はきっと来る
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’20/7/28に引き取ったビート君
2歳ほどで 両足に傷跡があります。
イノシシ罠のワイヤーにかかったのか
痛々しいほどくっきりと・・・。
病院でワクチンと抗生剤を注射し
去勢手術をしました。
野良の子に生まれ ある日捕まって
保健所の檻に入れられ何日も過ごし
青い鳥に引き取られて・・・
と幾つかの場所を移動させられ
何人もの人間の手から手へと渡され
注射や手術までされたのですから
恐怖にすくんでも無理はありません。
この悲しそうな目
何度見ても胸が締め付けられます。
スタッフは一生懸命ふれあって
心を開こうとしますが・・・
青い鳥に来てからもう2か月半になります。
でもいまだに心を開こうとしません。
この頃、アンナもシェルターにいましたが
2匹は別々の部屋にいたので
ドッグランのフェンス越しに見る以外に
あまり知らなかったでしょう。
そのアンナが人慣らしと散歩訓練のために
預かりさんの家に行って空いた場所に
今度はビートが移り住みました。
しかし・・・ビートも裏道に
身を潜めるようにじっとしていました。
アンナが定位置にしていた場所です。
今度は彼を幸せにしてやりたい
・・・と思ったものです。
まさか2匹が同じ里親様のもとで
巡りあうことになるとは知らずに・・・。
またビートを結ぶ糸の不思議は
これだけでなくもう一つあります。
続く・・・
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。