ルーシーと優人のStory5.障害のある子に優しいまなざし

パグ おはようございます 2207 朝 三毛猫

 

アンナとビートの歩んできた道を

それぞれ紹介して来ましたが

2匹の保護犬を引き取って下さった

ご夫婦についても紹介しておきましょう。

 

’20/10にアンナを迎えて下さる際も

まだ人慣れしていない成犬に目を向け

お散歩できないことを伝えると

「待ちます」という有難いご返事でした。

 

そしてアンナをサラちゃんのお宅に預け

お散歩できるようになるまで

2か月ほどかかりましたが

ずーっと待って下さいました。

 

いよいよトライアルで

福岡までアンナを連れて行った時も・・・

ご夫妻は

何も恥じることではありませんから

・・・と快く顔出しを承諾して下さり

その後ルーシーが慣れてから

「動物愛護の役に立ちたい」と仰って

ステキな動画を作って下さいました。

(*この動画は先日紹介しました)

日本では犬猫を飼う際に

ペットショップから買う人が多いのですが

欧米では保護犬猫を引き取るのが常識です。

この里親様はそれを

身を持って示して下さいました。

 

そして昨年2月

ルーシーを連れて久々にお里帰り。

この日は

アンナのお散歩訓練をして下さった

サラちゃんの里親様も

預り中の小麦を連れていらして

佐波川まで揃って散歩しました。

ちょうどこの時

在留の外国の方が保護犬を求めて

シェルターに来ていらしたので

奥様に通訳していただき

スムーズに話が進みました。

実はこの日ご夫妻は

もう1匹、成犬を引き取ることを考えて

ルーシーの里帰りを兼ねて

シェルターを訪ねていらしたのです。

その時のことをブログEPISODE 21/5/25

で綴っているので再掲載します。

👇

 この子をいつか家族に迎えたい 

Story氷を解かすシリーズに

何度も登場しているオス犬ビート。

裏道トリオの1匹として何度も登場しましたが

右前足が少し不自由なせいか

なかなか譲渡のお声はかかりません。

今も人を怖がって

スタッフがドッグランに入ると

あちこち逃げ回るほどです。

でも こんなビートを ブログ等を通して

ずーっと見ている方がいました。

そして

「トライアルしたいと思うので

フィラリアの具合を病院で

確認していただけませんか」

という依頼がありました。

診察の結果は・・・
心配する大きさにはなっていないので
きちんと薬を飲ませていけば

フィラリアも進行しないでしょう」

 

それをお伝えすると

「家族に迎える準備を進めたい」

とのご返事をいただきました。

 

* * * * *

 

上のご依頼はルーシーの里親様で

この日ご夫妻は

ビートに会いにいらしたようです。

残念ながらこの時

ビートと一緒の写真は撮っていませんが。

脚に傷があっても

歩行が少し不自由でも

人に慣れていなくても

どこかで見ていてくれる人がいる。

それは私たちの大きな励みになります。

 

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