Diary6/7~13 日本も動物福祉(AW)を考える時期に

犬  2709 Mornings   三毛猫

 

本日古民家キッチンもふもふで

譲渡会を開きます。11~15

 

先日 北海道八雲町の国道で

バスにトラックが衝突した事故があり

トラックの荷台から

豚が数頭道路に転げ落ちる映像が

ニュース番組で流れました。

 

その映像を見た瞬間

数十年前に見た光景が頭に浮かびました。

離島で1年ほど暮らしていた時

港で船に豚を積み込む作業を見ました。

 

当時は機械設備も限られていて

豚のからだにロープを巻き付け

1頭ずつトラックから船に

クレーンで吊って移動していました。

 

豚は恐怖のあまりキーキー鳴き叫び

空中で糞尿を垂れ流すのもいました。

私はショックを受けましたが

まだ若かったので直ぐに忘れ

その後 豚肉も食べて来ました。

 

でも

脳の深い所では覚えていたんですね。

何十年も前に見た光景が

まざまざと浮かぶなんて驚きでした。

「深層心理」ってこれなんですね。

(事故による死傷者を悼むと共に

この記事を書いています)

 

他の命を食べなければ生きられないのは

生物の宿命ですが

畜産も出来る限り良い環境で育て

苦痛を与えない方法で処理する。

アニマル・ウェルフェア(AW)といって

「動物福祉」は欧米では当たり前で

5つの自由を原則としています。
1.飢え、渇き及び栄養不良からの自由
2.恐怖及び苦悩からの自由
3.物理的、熱の不快さからの自由
4.苦痛、傷害及び疾病からの自由
5.通常の行動様式を発現する自由

 

日本ではAWが大きく遅れていて

先頃の広島サミットでも

各国首脳に提供する料理が

AWに基づいた食材か否かが問われたようです。

 

日本にはこれまで

AWに関する法律がありませんでした。

動物の自由を気遣っていると経費がかかり

価格を上げざるを得なくなり

消費者にそっぽを向かれるからです。

卵が昨今まで価格の優等生として

低価格を守って来られたのは

経済効率のみを追求し

鶏の苦痛を無視して来たからです。

 

しかし日本でもようやく

AWの動きが出始めています。

消費者としての私たちも

価格の安さだけを求めていたのでは

命を提供してくれる動物たちに

苦しみを与えるばかりか

動物に使った薬剤等が私たちの体に入る

という健康上の問題もあります。

 

この地球上で人間だけが偉いのではなく

他の生きものと共生するのならば

それなりの負担はやむを得ないこと。

それが本当の優しさではないでしょうか。

 

農林水産省もやっと重い腰を上げ

6月29日に

AWに配慮した飼育管理の指針を発表しました。

気になるのはこの指針の中で

「命を大切に扱う意識を高めるために

これまで用いて来た『殺処分』という用語を

『安楽死』に置き換える」

・・・と述べていることです。

 

野良犬猫についても殺処分が行なわれるのは

経済的な理由によるもので

一部の自治体を除きほとんどがガスによる窒息死。

安楽死とは程遠い方法で処分されます。

言葉のすり替えにならぬよう

しっかりと見守らなければいけません。

 

 

●6月7日(水)

 

2か月ほどの子犬2匹を引き取りました。

5日に引き取ったパティ ジミーの兄妹と思われます.

 

●6月8日(木)

 

理事会を開きました。

 

●6月9日(金)

 

10歳のオス猫をトライアルに出しました。

(カリントウ)

 

●6月10日(土)

 

1.5か月のメス猫2匹をトライアルに出しました。

(リビング マド)

2か月のオス犬をトライアルに出しました。

(ちっち)

 

●6月11日(日)

 

キッチンもふもふで譲渡会を開きました。

1.5か月のメス猫をトライアルに出しました。

(ミラン)

2か月のメス犬をトライアルに出しました。

(バディ)

2か月のオス猫2匹をトライアルに出しました。

(キョロ いのり)

2か月のメス犬2匹をトライアルに出しました。

(サン リオ)

2.5か月のオス猫を引き取りました。(サザエ)

  2.5か月ほどのメス猫3匹を引き取りました。

 

●6月12日(月)

 

子猫のいのりが逝きました。

 

●6月13日(火)

 

1.5か月のメス猫2匹をトライアルに出しました。

(キララ ウララ)残念ながら戻りました。

保健所から2週間ほどのメス犬を引き取りました。(メル)

 

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