2803 Mornings   

 

朝6:00にゼロへの道43

「可愛い預りっ子たち」を紹介しています。

生あるものはいつか死ぬ。

その別れが辛いから動物は飼わない

という方もいますが

生と死、その両面と向き合うことが

動物愛護の基本的な姿勢です。

 

毎週の活動Diaryで

逝った子はすべて紹介し

この世に生きた証を記していますが

足跡を辿ることまではなかなか出来ません。

 

でも どの子も

力の限り生きようとして来ました。

そして

それを懸命に支えてきたスタッフや

預かりのボランティさん達がいます。

 

９月２６日

21:12 清水 エイズ部屋のリツコ

調子が悪そうなので

納豆治療を開始しようと

私の部屋に連れて帰りましたが

環境の変化に驚き固まっています。

ご飯を食べないので

またエイズ部屋に戻すかもしれません😭

 

リツコは ’19/8/23に引き取った子です。

２歳のメスで 

エイズ検査の結果、陽性だったので隔離し

その部屋でずっと暮らしていました。

隔離室は「たんぽぽルーム」と呼んで

エイズ陽性の子たちが住んでいます。

陽性だからと言って

必ずしもエイズを発症するわけではなく

元気に暮らしています。

でも他の子に感染する可能性もあるので

隔離しています。

それをご存知の方は

承知で引き取って下さるのですが

やはり譲渡の道は狭く

たんぽぽ部屋で暮らしています。

リツコも４年間この部屋で暮らし

ずっと人に懐きませんでしたが

スタッフの努力で

少しだけ触れるようになっていました。

 

清水 エイズが発症したのか

老衰なのか分かりませんが
今日 夕方

リツコがかなり小さくなり痩せていたのに驚き

スタッフに通院の確認をすると

ちゃんと通院していましたが

皮膚病の原因も分からないとの事でした。
 

もう納豆治療しかないと

家に連れて帰りましたが

環境の変化で何も食べません。

 

９月２７日
10:05 清水 預かり中のリツコですが
もう亡くなりそうです😭

強制給餌もしていますが全て戻しますし
環境の変化には慣れ
周りを恐れているわけでは無いのですが
もう体力が限界のようです😭
病院に連れて行きたいのですが

移動中に亡くなる恐れが大きくて動かせません😭

 

９月２８日

01:18 清水 1時10分

成猫リツコが虹の橋を渡りました。

もう9月27日の夕方から

まだ生きているのに半分体が

固まって冷たくなっていましたが

呼吸だけはしている状態が続いていました。

口だけは湿らせようと時々水を含ませましたが

ついに亡くなってしまいました。

亡くなる瞬間は、普通は痙攣しますが

痙攣をする体力もなく、声を出すこともなく

ただ最後に口から少し水を吐いて亡くなりました。
 

1日目は環境の変化で何も食べず

次の日はもちろん弱って何も食べずでしたが

考えてみれば26日よりも前からもう

これだけ小さくなっているのですから
ほとんど食べていなかったと思います。

ただ救いは、リツコは

エイズ部屋にいた時も、私の家にいる時も

全く苦しそうでなかったことです。
亡くなる瞬間も

あまり苦しそうではありませんでした。

本当に大変かわいい猫で

亡くなる瞬間まで可愛かったです😭。

遺体は明日エイズ部屋に戻し

皆にお参りして頂いてから

クリーンセンターに連れて行きます🙏

９月２８日

13:51 清水 １０時頃に
スタッフが花を買ってきて下さり
ボランティアさんも一緒に

リツコの弔い供養をしました。

 

成猫ポンも参列してくれました。

 

みんなで弔った後

クリーンセンターに行き火葬しました。

 

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