おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
10月9日のブログに「4つの魂への哀悼」として
相次いで旅立った4匹の成犬のことに
少しだけふれました。
そして「いつかこの子たちのことを書く」と言いながら
そのままに時間が過ぎてしまいました。
皆様にお伝えしたいことがいっぱいあって
次から次にアップして来ましたが
まだ下書きのままひっそりと
埋もれているメモがたくさんあります。
特に無情な人の世で
幸せになれないまま逝った子たちのことは
記憶の底に残ってチクチクと胸を刺します。
あの子たちのことを書く時間も無くなるでしょう。
だから今、書き残してやりたい。
言葉を持たないかれらのStoryに
どうかつきあって下さい。
●○●○● ひかる ●○●○●
11月1日没
ひかるは
今年の3月17日に保健所から引き取った子です。
生後4~5か月くらいのメスの子犬でした。
保護犬にはよく見られるポーズです。
引き取る際に怖くて脱糞・失禁をし
ワクチンを打つ時も失禁しました。
よほど人間に怖い思いをして来たのでしょう。
この子を気遣って世話をしてくれたボランティアさんの
名前をもらい「ひかる」と名づけました。
引き取った時から下痢が続き食欲もなく
顔を壁に付けたままで人を見ようとしなかったひかるが
2~3日すると
ようやく少しだけ目を合わせてくれるようになりました。
ひと月ほど声掛けとスキンシップを続け
人間に慣れさせようとしましたが
なかなか抱っこすることが出来ません。
そこでシェルターのケージから
人の出入りが多いスタッフルームに移動して
ふれあいの時間を多くとるようにしました。
4月23日のことです。
その3日後の4月26日
スタッフのMさんの手から初めて餌を食べました。
保健所からシェルターに来た子たちにとっては
人間とのふれ合いが何よりも大切です。
特に子犬は4~5か月くらいまでに
人間との間に良い関係が保てないと
その後の「人慣れ」が難しくなることもあります。
私たちはそれを
十分すぎるくらい分かっている積りです。
しかし人手が足りず、人を雇う資金もない青い鳥では
常に70~80匹ほどいる犬猫の世話に追われ
1匹1匹のふれあいの時間を取れないのが現実です。
続く・・・
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