おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
このブログでも何度か紹介したポスターです。
動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)
第七条に
動物の所有者は、その所有する動物の飼養又は保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養することに努めなければならない。
と明記され、上のポスターにも書いてあるように
違反者には100万円以下の罰金が課されます。
獣医に診せ治療してもらうので
体を洗って汚れを落とすことにしました。
そのために先ず毛玉や汚れた毛をカットしました。
そしてお温水でシャンプー。
きれいにしてから病院に連れて行きました。
11月4日です。そして腫瘍の治療をして入院。
11月6日に退院しました。
お尻にも大きな腫瘍があり、かなり縫ったので
便が付かないように、傷口が完全に塞がるまで
お湯で絞ったタオルで拭いてあげました。
きっと傷の痛みもあったでしょうに
秀吉はおとなしくお尻を拭かせました。
こんなに性格の良い子を見捨てる飼い主もいます。
退院して9日後
ケージから出てシェルターデビューした秀吉を
若い犬たちが歓迎するように跳ね回っています。
シェルターは
長い放浪の末に秀吉がたどり着いた
安住の場所だったのでしょう。
それからの秀吉は仲間の犬たちと一緒に寝起きし
今年7月に完成した老犬ホームに
他の老犬「キチ」「ゴン」と共に移り
のんびりと暮らしていましたが
11月7日 突然天国に旅立ちました。
眉間に苦しんだシワもなく
安らかに眠っているような顔でした。
首輪を着けたまま保健所に収容され
シェルターにやって来た成犬の多くは
貰い手のないまま ここで一生を終えるのでしょうか?
青い鳥のシェルターにはそんな成犬がいっぱいいます。
成猫もいっぱいいます。
にもかかわらず
飼育放棄で保健所に収容される犬猫が後を絶ちません。
飼い主が動物を持ち込むケースには
その蛇口を締めない限り
動物愛護団体の苦しみはいつまでも続きます。
既にシェルターは貰い手のない成犬で溢れています。
そんな不条理をこの国はいつまで許すのでしょうか。
動物愛護法の罰則通り