おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
飼い犬・猫を保健所に連れて行く。
生後90日以上ならば1匹2000円
生後90日以内ならば1匹400円を支払います。
動物愛護法では「終生飼養」を義務付けていますから
飼えない理由を聞かれます。
ペコと寛平のように「鳴き声がうるさいから」
というのが正当な理由になるわけがありません。
犬は鳴くもので、それを承知で引き取るのですから
鳴き声は飼い主の責任です。
それでもペコと寛平は保健所に収容されました。
2匹分4000円を支払って。
これが日本の現実です。
○●○●○ 2016年4月14日 ●○●○●
Y市の保健所に収容されている2匹が
ペコと寛平に間違いないことを確認した私たちは
2匹を引き取るためにY市の保健所に向かいました。
譲渡した時は2か月ほどの子犬でしたが
今は9か月の成犬です。
若夫婦は「パンダ」と名づけていたようですが
シェルターにいた時の名で呼びかけても
嬉しそうに寄って来て匂いを嗅いでいます。
人間にひどい扱いをされても、それでも人間が好き。
ペコはそういう子なんです。
涙が湧いて来て思わず抱きしめようとすると・・・
ん? 何でしょう、この鼻の傷跡は?
譲渡した時にも、その後若夫婦から送られて来た写真にも
傷なんてありませんでした。↓
「鳴き声がうるさいと近所から苦情が出たので」・・・。
実家の両親は保健所に捨てた理由をそう言ってました。
きっと吠えないように口輪をはめられていたのでしょう。
傷跡が残るくらい強く、長いあいだ・・・。
○●○●○ シェルターでの2か月 ●○●○●
早速4月17日に里親募集を開始しました。
そこにはこう書かれていました。
前の飼い主に口輪を着けられていたような傷跡があり
虐待を受けていたと思われます。
でもとても明るく社交的な女の子です。
遊ぶのも大好き。他のワンちゃんとも遊べます。
トイレはケージの中でシートにします。
お座りができ、お手、おかわりも練習中です。
ブログでも「里親様募集」として紹介しました。
10カ月のメス(青い鳥ではペコちゃんと呼んでいます)
(仲良しのユキちゃんと遊んでいるところ)
ユキちゃんは5か月半(推定)のメスで
まだ人見知りですが、引き込まれるような瞳が魅力的です。
仲良しのユキちゃんは5月29日に譲渡されて行きました。
そして今は青い鳥の「ふるさと納税」の案内に
協力して頂いています。
○●○●○ 2016年6月4日 ●○●○●
そしてペコにも里親希望の家族が現れました。
このご家族は
ペコが飼育放棄で保健所に捨てられたことも