Diary10/17~23 「過去最少」の殺処分数の背景

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

11月1日 環境省が

平成29年度の「犬猫の引取り状況」を発表しました。

新聞記事では殺処分された犬猫について

「初めて5万匹を下回り過去最少になった」

「地方自治体や動物愛護団体による譲渡が功を奏した」

と持ち上げています。

 

殺処分数だけを見ると年々減り続けており

昨年度は4万3227匹と過去最少になりました。

(環境省のHPはいつもながら見にくい図で

本当に国民に知らせる気があるのかと思いますが)

この12年間を下に拡大して見ました。

確かに殺処分数は減っていますが

手放しで喜べない現実があります。

また分かりにくい図ですが

返還・譲渡数(及び率)を見ましょう。👇

「返還」とは迷子等で保健所に収容された犬猫の

飼い主が現れて戻されたことを指します。

また「譲渡」は保健所や愛護センターも含まれますが

各地の動物愛護団体によるものが大部分です。

この数年は5万匹台で横ばいで

昨年度は56,814匹。

前年の57,386匹を下回っています。

 

分かりにくい図と説明で済みませんが

要は(これまで何度も申しあげたように)

殺処分数が減っている背景には

全国の動物愛護団体が

殺処分される前に引き取っている

という必死な実態があります。

そしてここ数年は

動物愛護団体においても

譲渡数が低下しているということです。

 

こうした実態を見ずに

殺処分数が減ったと手放しで

喜ぶことは出来ません。

 

今回のDiaryでも

保健所から多くの犬猫を引き取っていますが

この子たちは累積的にシェルターに収容され

既に飽和状態になっています。

 

動物愛護の先進国では常識のように

ペットはショップから「買う」のではなく

保護犬猫を「引き取って飼う」。

そうすれば殺処分は無くなります。

 

 

●10月17日(水)

 

保健所から3匹の猫を引き取りました。

1歳モンブラン♀ 1・5か月もみじ♂ 6か月♂アトム

 

●10月19日(金)

 

保健所から成猫を3匹引き取り

次のように名付けました。

5か月のオス猫をトライアルに出しました。(アトム)

1・5か月の子猫2匹(♂♀)をトライアルに出しました。

(黒あめ 黒砂糖)

先住猫ちゃん

 

●10月20日(土)

 

2か月のオス犬をトライアルに出しました。

(こずえの子 こうたろう)

 

●10月21日(日)

 

5か月のオス猫をトライアルに出しました。(との)

2か月のメス犬をトライアルに出しました。(えつこ)

オスの成猫をトライアルに出しました。(シャラ)

 

●10月23日(火)

 

保健所から猫5匹 犬3匹を引き取りました。

成猫2匹。

3・5か月のオス犬3匹。

昨日のブログ「ポルカを踊る子犬たち」

で紹介した3兄弟です。

1・5か月の子猫3匹。

 

 

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