おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
11月1日 環境省が
平成29年度の「犬猫の引取り状況」を発表しました。
新聞記事では殺処分された犬猫について
「初めて5万匹を下回り過去最少になった」
「地方自治体や動物愛護団体による譲渡が功を奏した」
と持ち上げています。
殺処分数だけを見ると年々減り続けており
昨年度は4万3227匹と過去最少になりました。
(環境省のHPはいつもながら見にくい図で
本当に国民に知らせる気があるのかと思いますが)
この12年間を下に拡大して見ました。
確かに殺処分数は減っていますが
手放しで喜べない現実があります。
また分かりにくい図ですが
返還・譲渡数(及び率)を見ましょう。👇
「返還」とは迷子等で保健所に収容された犬猫の
飼い主が現れて戻されたことを指します。
また「譲渡」は保健所や愛護センターも含まれますが
各地の動物愛護団体によるものが大部分です。
この数年は5万匹台で横ばいで
昨年度は56,814匹。
前年の57,386匹を下回っています。
分かりにくい図と説明で済みませんが
要は(これまで何度も申しあげたように)
殺処分数が減っている背景には
全国の動物愛護団体が
殺処分される前に引き取っている
という必死な実態があります。
そしてここ数年は
動物愛護団体においても
譲渡数が低下しているということです。
こうした実態を見ずに
殺処分数が減ったと手放しで
喜ぶことは出来ません。
今回のDiaryでも
保健所から多くの犬猫を引き取っていますが
この子たちは累積的にシェルターに収容され
既に飽和状態になっています。
動物愛護の先進国では常識のように
ペットはショップから「買う」のではなく
保護犬猫を「引き取って飼う」。
そうすれば殺処分は無くなります。
●10月17日(水)
保健所から3匹の猫を引き取りました。
1歳モンブラン♀ 1・5か月もみじ♂ 6か月♂アトム
●10月19日(金)
保健所から成猫を3匹引き取り
次のように名付けました。
5か月のオス猫をトライアルに出しました。(アトム)
1・5か月の子猫2匹(♂♀)をトライアルに出しました。
(黒あめ 黒砂糖)
先住猫ちゃん
●10月20日(土)
2か月のオス犬をトライアルに出しました。
(こずえの子 こうたろう)
●10月21日(日)
5か月のオス猫をトライアルに出しました。(との)
2か月のメス犬をトライアルに出しました。(えつこ)
オスの成猫をトライアルに出しました。(シャラ)
●10月23日(火)
保健所から猫5匹 犬3匹を引き取りました。
成猫2匹。
3・5か月のオス犬3匹。
昨日のブログ「ポルカを踊る子犬たち」
で紹介した3兄弟です。
1・5か月の子猫3匹。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。