ワカ:懐かないまま逝ってしまうなんて

おはようございます

《あかるく  あいかつ  あおい鳥》

 

明日第3日曜は菱和商事の駐車場で

譲渡会(12~15:00)を開く予定です。

天気予報では晴れるようです。

ご家族でいらして下さい。

 

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これまで何度か紹介しましたが

各地の保健所には

毎週のように犬や猫が収容されます。

この子たちは1週間以内に引き取り手がなければ

県の動物愛護センターに送られ

ほとんどは殺処分される運命です。

 

青い鳥では防府市の保健所で

期限を過ぎても残った子は

すべて引き取って来ました。

それを’16年2月から実行し

もう3年間にわたり

殺処分ゼロを維持し続けています。

 

毎月十数匹

月によっては二十匹を超す子たちの

全てに里親様が見つかるわけはなく

当然のことに収容数は累積し増えています。

 

こうして今や犬猫合わせて200匹近くを

抱える大所帯になってしまいました。

 

◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

既にお伝えしておりますように

3月末を目途にシェルターの子たちを

移転させる計画に取り組んでおりますが

今年1月に猫たちをすべて

仮の住まいである古民家に移しました。

縁側で日向ぼっこも出来る良い住み家で

ここで新シェルターの完成を待ちます。

・・・が 何と言ってもこの数

100匹近い子の世話は大変です。

でも 

みんな穏やかな顔をしてるでしょ。

避妊・去勢を済ませているので

縄張り意識もあまりなく

餌もたっぷり与えられ 暖房完備。

喧嘩する必要もありません。

 

👇これは何だと思いますか?

おやつのチュールも

こうして平等に与えられます。

今まで野良で辛い思いをして来た子たちが

人に追い払われることもなく

こんなにのんびりと暮らすことができるのは

市民や全国の皆様のご支援のお陰です。

ありがとうございます。

 

◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

こうしてのんびりと暮らす子もいる一方

ひっそりと息を引き取る子もいます。

私のノートですが赤字が逝った子です。

2月に入って2匹の猫が旅立ちました。

1匹は老齢のウェーブ。2月3日。

一時預かりさんのお宅で見守られながら逝きました。

もう1匹は1~2歳のワカ。2月10日。

最近体調が悪かったのですが

死因は不明です。

ワカは12月5日に保健所から引き取った子です。

全く人慣れしていなくて

シェルターでも物陰に隠れてあまり姿を見せず

人を見かけるとシャーッと威嚇するような子でした。

 

また

人前では絶対に食べ物を口にしません。

もしかして人がいない時でも

あまり食べていなかったのかもしれず

それが原因で次第に衰弱して行ったのか

あるいは保護した時から何かの病気にかかっていて

そのために人慣れせず物陰に隠れていたのか

今となってはわからず

いっそう哀れに感じます。

 

人慣れしない子だったので

生きていた時の写真は

保護して直ぐに避妊手術をし

シェルターに連れ帰った時の

数枚しか残っていません。

手前は一緒に保護したノン

仮の住み家の古民家に移って

まったりと日向ぼっこしている

おおぜいの猫たちを見ていると

人に慣れぬまま逝ってしまったワカは

この世に生まれて来て

幸せだったのだろうか・・・と考えさせられる

切なく孤独だった1匹として

私の心に残ります。

 

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