おはようございます
岩合さんの「世界ネコ歩き」をよく観ます。
画面に登場する多くは野良猫ですが
世界の町や田園や港などで暮らし
人に近づき餌をもらって 慣れている
人間社会の仲間といった感じがします。
人に近づかない猫は
被写体にならないので当然ですが
世界中のどこでも猫たちは
こんなに可愛がられているのだろうか?
あんなふうにのびのびと生きられるのなら
猫や犬も
野良で暮らしたほうが幸せだろうな
とも思います。
でも日本の町なかで生きる
野良猫・犬の悲惨さを知っており
手を差し伸べずにはいられないので
「あいかつ」に取り組んでいます。
それでもなお
欧米先進国のように犬猫を飼う際には
保護犬猫をという文化が定着していず
いまだにファッション感覚で
ペットショップから購入する人の多い日本では
里親さんに迎え入れられる子の多くは子猫子犬で
成猫成犬が家庭の幸せを得るのは
「狭き門」であることに違いありません。
こうして私たちは5年前から防府市での
殺処分ゼロを必死に維持していますが
成猫成犬の数は増える一方で
今や150匹の猫と100匹の犬を抱える
大所帯になってしまいました。
そうして毎月のように
誰かがひっそりと息を引き取って行きます。
家庭の猫・犬ならば飼い主さんが
共に暮らした歳月を
語ったり綴ったりしてくれるのですが
ここで逝ってしまった子は
花で弔われた写真とともに
多くは忘れ去られて行きます。
250匹もいれば止むを得ないのですが
それでもこの世に生きた印(シルシ)として
ブログに逝った日付と写真を残しています。
今回Storyに残そうと思ったのは
私の印象に深い猫の死だったからです。
青い鳥に来た日からふり返ってあげたいのですが
膨大な資料の中から
過去の足跡を探すのは難しいので
逝った日から逆に辿ってみようと思います。
3月3日
スタッフLINE
万里子:ガブ ♂ 3歳
朝、ベッドの下で亡くなっていました。
口内炎や膀胱炎,尿路結石.腎臓病と
さまざまに患って来ましたが
亡くなる数日前から
ボランティアやスタッフの方に
献身的にお世話していただき
ガブも頑張ったと思います。
冥福をお祈りします。
花に埋もれ かすかに左上に
耳とヒゲがのぞいているだけですが
ああ ガブらしいな・・・と
私には鮮やかに彼の顔貌が浮かびます。
Hana:ガブちゃん💐
本当によく頑張りましたね!
いつも穏やかで、そしていくつもの病気と闘い
とても強い子ですね。
猫風邪キャリアだった事もあり
お世話に通っていた時から
主人とずっと気になっていました。
ガブちゃん、沢山頑張ったから痛みとはサヨナラ
これからお空で仲間達と遊んでね🌈
2月28日(死ぬ三日前)
Hana :今日も譲渡会おつかれさまです🐶
昼前の忙しい時にお邪魔しました🙇
ガブちゃん、すごく頑張ってますね😭
顔にしんどさが出ていますね💦
ひどい発作など出ない事を祈るばかりです。
長いこと青い鳥にいる😺ガブちゃん
今施設にいる子の中ではひろくんと共に
ベテランさんになるでしょうか。
今日はしんどいのに撫でたら
少し安心するように耳が垂れて目を閉じてくれて
ずっと変わらないガブちゃんの穏やかさに涙が出ます。
ケアし見守って下さる皆さんに本当に頭が下がります。
ガブちゃんが苦しまず最期の時を過ごせるよう
祈るしか出来ませんが、祈っています。
mika:Hanaさん
今日はお会いできずに残念でした。
入れ違いだったのでしょうか?
ガブちゃんのお見舞いありがとうございます。
清水久仁子:ガブちゃんのことを思っていただき
本当にありがとうございます。
今ガブちゃんを見に来ました。
万里子: 粉砕フードと水で作った
柔らかい口内炎食と口内炎の薬が効いて
キレイになったガブです。
良い表情してます。
mika:きょうのお昼に
ガブちゃんを撮っておきました。
がんばるんだよガブちゃん
といって別れました。
Hana ;万里子こさんmikaさん
画像ありがとうございます!
昼前に会いに行った時は動けないようだったので
頑張っているガブちゃんに感動です✨
ガブちゃん最初の施設に居た時から
ずっと猫風邪キャリアで目やに鼻水顔だったので
綺麗になったガブちゃを見れた時は
本当に嬉しかったです✨
スタッフやボランティアさん
皆が心配して入れ代わり立ち代わり
ガブの様子を見に来ています。
もう長くないことを知って
お別れに来ていたのかもしれません。
2月27日(死ぬ四日前)
万里子:和字 ガブ
食欲不振でシリンジ与えても受け付けませんので
みやもと動物病院へ受診
低体温で33℃、とても危険な状態
点滴をして頂きました。
血液検査しようとしましたが
針がなかなか血管に入らないようでしたが
辛うじて採血できたそうです。
血液検査の結果,尿素、窒素とクレアチニン
の値がもの凄く高かったです(腎不全)
入院しても助かる確率は10%との事でした。
代表に連絡して相談しましたが
入院するとストレスになるので
連れて帰って看取ってあげましょう
ということになりました。
いま体を保温していますが
シリンジで水やエサを与えても受けつけません。
最近は病院に行く回数が増えていましたが
まだ死ぬには若すぎます。
野良だった頃の苦労が
からだに築盛され血たのかもしれません。
こうしてガブは逝きました。
LINEのメッセージから
皆に愛されていたことがお分かりでしょう。
次回はガブがシェルターで
どのように暮らしていたかを
これまでのLINEのやり取りから
辿って見たいのですが・・・
あまり記述が見つからないかもしれません。
https://readyfor.jp/projects/aoitori-aigo
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