おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
青い鳥のシェルターには老犬ハウスがあります。
おおむね10歳を越えた犬用のプレハブで
いつも5~6頭の老犬がのんびりと暮らしています。
天気の良い日は外に出て
日向ぼっこをすることも出来ます。
こんなふうにおやつをもらったりもします。
「ドッグイヤー」といって
人間の何倍もの速さで歳を取る犬猫とは
どうしても別離の訪れを避けることは出来ません。
今年もどれだけの犬猫が逝ったことでしょう。
当ブログには「メモリアル」というコーナーもあって
シェルターで亡くなった子を追悼しているのですが
他の記事の編集に追われ
なかなか紹介できずにいます。
ですから今回は
「ごめんね」の深い気持ちを込めて
先日逝ったばかりの老犬「五ヱ門」のメモリアルを
久しぶりに紹介しようと思います。
*****
*「Story保健所に捨てられた犬6」
’17/4/19より抜粋
住宅街を何日もウロウロとさ迷っていて
市民からの通報で保健所に保護された
・・・と聞かされました。
4月6日に青い鳥で引き取りました。
口の中を見るとボロボロで掃除や抜歯が必要。
10歳を超えているかもしれません。
名前を五ヱ門にしました。
飼い主は何故探そうとしないのでしょうか?
なかなか落ち着かないのか
室内をぐるぐる歩き回っています。
足もふらついていて哀れです。
こうして4月6日に青い鳥の
老犬ホームに収容されてから約7か月
エアコンのある部屋で老犬仲間と一緒に
スタッフに可愛がられながら
それなりに穏やかな日々を過ごしたと思います。
ボランティアのマキクリさんが
その穏やかな日々を
時どきインスタグラムにアップして下さいました。
どの写真を見ても
五ヱ門は穏やかな老後を送ることが出来た
と思える 温かなまなざしを感じます。
こうして11月27日の朝
五ヱ門は10年ほどの生涯を終えました。
どんな生い立ちで どんな飼い主と暮らし
どのようにして捨てられたのか語らぬまま
私たち人間には何の不満も洩らさずに
穏やかに 美しく 生を終えました。
動物たちはいつだって
不平も不満もいわず
見事な 美しい 往生際を見せてくれます。
合掌
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。