Diary11/14~20 あいかつイソップの再現か!?

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

11月27日の新聞やネットのニュースに

こんな記事が載りました。

79歳の認知症の父親を

娘が高速道路PAに置き去りにして

車で立ち去った というのです。

 

父親は住所が言えない状態でしたが

娘の名前と以前の勤務先を覚えていたので

そこから警察が女を割り出して逮捕しました。

「保護責任者遺棄」と言うのだそうです。

 

このブログでは

動物の遺棄は「犯罪」ですと何度も訴え

棄てられた犬猫のことを書いて来ました。

犬猫にも「保護責任者遺棄」を適用して欲しい!

 

昨日のブログでも「五ヱ門」の死を伝えました。

五ヱ門のStory’17/4/19

「保健所に捨てられた犬」を紹介した時に

末尾に寓話を載せましたが

その反響が大きかったので

後日(5/16)に手を加え再掲載しました。

 

あいかつイソップ 第1話

「捨てる者は捨てられる」

 
それがPAに父親を捨てた娘の話と
そっくりなので驚いています。
短いのでここに再掲載しますね。
 
*****
 
ある町に
両親と息子と娘の4人家族が
住んでいました。
 
子犬の頃から飼い
十数年ともに暮らしてきたチロが
年老いて病気がちで
治療費がかかるようになりました。
子どもたちも思春期になり
前ほど犬には関心がないようです。
 
そこで ある夜
両親はひそひそ話し合い
チロをこっそり捨てることにしました。
子どもたちには後で
「迷子になった」と言えばいいさ、と。
 
チロを捨てに行く日が来て
子どもたちが出かけてしまうと
両親はチロを車に乗せようとしました。
すると、首輪とリードがありません。
あれっ?と思いましたが
「どうせもう用がないからいいか」と
そのままチロを載せて家を出ました。
 
遠くまで車を走らせて
人けのない山道でよぼよぼのチロを降ろし
後ろを振り返りもせずに
そのまま猛スピードで車を飛ばし
家に帰りました。
 
玄関の戸を後ろ手で締めて
夫婦はやれやれと顔を見合わせました。
・・・と急に妻が顔を引きつらせ
ふるえる手で指差す方を見ると
玄関のフックにチロの首輪とリードが
掛かっているではありませんか!
青ざめている両親の背中に
息子の声がしました。
「お帰り。大変だったろ」
ギクッとふり返ると子どもたちが立っていて
娘が嬉しそうに言いました。
「首輪とリードは、外して取っておいたわ」
 
息子がニコニコしながら付け加えました。
「うん、パパとママが年取ったら
捨てに行く時に役立つと思って・・・」
 
「他の者にしたことは
必ず自分に返って来るって
パパとママが教えてくれたでしょ」
娘がそう言いました。
疑うことを知らない純真な瞳を
キラキラさせながら。

 

 

●11月14日(水)

 

2か月の子猫2匹をトライアルに出しました。

(オーレ♂ ほのか♀)

 

●11月16日(金)

 

保健所から子猫を2匹引き取りました。

 

●11月18日(日)

 

第3日曜定例の譲渡会を開催しました。

青い鳥卒業生のもなか君も遊びに来てくれました。

 

3・5か月のオス・メス2匹の猫をトライアルに出しました。

(ティオ♂ かぐや♀)

左は先住のタッチちゃん。

 

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