おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
哀歌(エレジー)シリーズ3日目。
野良達の哀しみを歌っていたら切りがないので
きょうで終わりにしますが
かれらの哀しみは そのまま私たちの
哀しみであることを紹介しておきましょう。
春の繁殖シーズンを過ぎても
保健所に収容される猫の数は減らず
青い鳥の猫部屋は
飽和状態になりつつあります。
6月13日
そうした中に また母子猫が
保健所からやって来ました。
子猫は3匹
リチャード ティファニー ティンクと名づけました。
母子猫と子猫専用の1軒家に
親子一緒にケージに入れて収容しました。
室内には他にも母子の入った
ケージが既に幾つか置いてありました。
青い鳥に来る子たちはみんなそうですが
この母猫も野良から保健所へ青い鳥へと
環境が目まぐるしく変わり
まわりに何組かの母子猫がいる。
しかも何人かの人間が出入りする。
そんな慣れない雰囲気の中で
子におっぱいを飲ませなければなりませんでした。
そのストレスのせいでしょうか
そばに寄って来る子猫をシャーと威嚇し
噛みつくようになってしまいました。
育児放棄です。
人間の世界も動物の世界も
弱い者にしわ寄せが行くのは同じですね。
6月16日
3匹の子猫の内
風邪を引いて弱っているティンクを
一時預かりのMNさんに託しました。
6月17日
MN:昨日から預かりのティンク君 みんなと仲良く。
みんなにも風邪薬飲んでもらって 小さなお友達に仲間入り
しっかり食べてます
譲渡会場では何事もないように
みんな彼が大好きでした。ティンク ありがとう😭
ティンク ありがとう。またね😭🐾
あのまま母猫と一緒にいたら、まだ短い命で人の温もりを知らないままだったと思います。辛い思いをさせ、ごめんなさい。沢山のお花もありがとうござます。
しかし目の前にはたくさんのつぶらな瞳が…
またいっぱいの命を預かって・・・と
写真を見て笑ってしまいました。
いつものステキな笑顔が思い浮かびます。
あの日 大きな目に涙を浮かべ
それでも猫部屋で立ち働いていた
あなたの必死な姿を忘れません。
あなたは
そして 青い鳥の人たちは
みんな「戦う天使」です。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。