Story保健所に捨てられた朝陽1.その後

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

先月 改正動物愛護法が成立してから

町の掲示板にポスターが目立つようになりました。

改正法では

左下の●遺棄・虐待した場合は

「100万円以下の罰金」に

「1年以下の懲役」も加わりました。

また●殺傷した場合の懲役は

2年以下⇒5年以下に厳罰化されました。

 

にもかかわらず

相も変わらす保健所には

首輪を着けた成犬が収容されて来ます。

改正法は公布から3年以内に施行されるので

その前にというわけでもないのでしょうが・・・。

 

動物愛護後進国として

世界から非難されている日本が

オリンピックを目前にして

殺処分数を減らそうと躍起になり

数字的には年々減少していますが

そのつけは各地の動物愛護団体が負わされ

どこのシェルターも飽和状態になっていることは

既にお伝えした通りです。

 

私たちは以前から

保健所に持ち込まれる飼い犬の問題を取り上げ

一昨年に「Story飼育放棄の犬」4回を掲載し

昨年も「Story保健所に捨てられた犬」で

2~7月にかけ9回に渡り

青い鳥で引き取った11匹の成犬を紹介しました。

Story保健所に捨てられた犬(2018年)

1.コロ 2/24
2.アーモンド 2/27→18/3/25譲渡
 3.ロク 3/8→’18/4/19譲渡
 4.バレンタイン 3/16→’18/10/16譲渡
5.朝陽と 3/26→’18/4/10譲渡


6.五ヱ門 4/19→’18/11/27 死
 7.力: 4/25

8.「はる」と「まる」 5/7→’18/10/16譲渡
 9.ハチ 7/24
 

このうち五ヱ門は老齢で亡くなり

その他の赤で示した6匹が譲渡されました。

 

こちろん飼育放棄された成犬は

この他にもシェルターにいっぱい収容されています。

 

これまで何度もお話しして来ましたが

欧米では成犬成猫を保護施設から

引き取る文化が根づいているのに対し

日本ではペットショップから

子犬子猫を購入する方が圧倒的に多く

保護した成犬の譲渡率は極端に低くなります。

 

ですから

「成犬を引き取りたい」という申し出は

とても嬉しいことです。

譲渡されるその子が幸せになるだけでなく

もう1匹の居場所を確保できるからです。

 

そして6月16日

新シェルターで初めて譲渡会を開いた日に

その幸運を引き当てた成犬がいたのです。

「Story保健所に捨てられた犬」5で

花と一緒に紹介した朝陽です。

ボルゾイの花は直ぐに声がかかり

20日ほどで譲渡が決まりましたが

朝陽はその後も出会いの縁に恵まれず

1年3か月シェルターで暮らしていました。

その朝陽に
お声がかかりトライアルが決まったのは
新シェルターのアクセスの良さと
開放感のある明るさがもたらしたのではないか
・・・そう思っているのです。

 

続く・・・ 
 

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