Story. 陽斗と湊斗:聖火リレーのように継いだ命

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

筋ジストロフィーと肺機能障害。

身体にハンディを持ったお二人が

生後ひと月ほどの子猫の兄弟を保護し

不自由なお身体で2か月ものあいだ

けんめいに育てて下さった。

でも

いたずら盛りの子猫は活発に動くので

「私たちにはこれ以上は無理」

「この子たちもここに居たのでは

幸せになれない」・・・と

苦渋の決断をして引き取り手を探し

mikaさんにたどり着いた。

 

そして命のリレーは続き

兄弟猫は2週間ほど

mikaさんの家で過ごしてから

いよいよ譲渡会の日を迎えました。

 

mika:2月11日にわが家に来て
一緒に寝て人に慣れさせ
2匹は 抱っこも大好きな
ホンワカとした坊や達になりました。
そして
 譲渡会に行く前までには
寄り添ってそばでゴロゴロと喉を鳴らし
甘えん坊ちゃんになっていました。 
「慣れた頃にはお別れなんだよね〜」
と私は陽斗と湊斗に呟き
譲渡会に連れて行きました。
2匹がそれぞれ別の里親様に
見染められたのは2月24日
スマイルほうふの譲渡会でした。
そして1週間後の3月1日に
それぞれの家にトライアルに行きました。
陽斗 4か月オス

湊斗 4か月オス
 
 LINE 
 
mika: 私に兄弟を託されたお二人に
2匹ともトライアルが決まったと連絡し
新たな道を歩き出したことを告げると
彼女たちは我が事のように
ほんとうに喜んでいらっしゃいました。
愛護活動をしていると
喜びも悲しみもたくさん味わいますが
障害を持った彼女たちの喜びの声を聞き
心から「良かった!」と思いました。
幸せな兆しが見えはじめ
心がほだされるような瞬間でした。
 
長く辛い闘病生活を続けていると
どんなに小さな命にも心を寄せ
からだいっぱいで慈しむ気持ちが
いっそう強いのかもしれませんね。
 
そして1週間後の3月8日
陽斗湊斗 それぞれのお宅から
正式譲渡の報告が届きました。
正式にこちらでお迎えしたいと思います!
ハンサムで甘えん坊でとても可愛く
人懐っこい子です!
ほんと可愛いく
いつも癒されています!
これからも一緒にいて、癒され
もう家族で精一杯可愛がり
一緒に過ごしたいと思います!
 
 

みなとくんを家族として迎えます。
名前をラムネ(ラムくん)と変えました。
コロナの影響で休校になった
長男(16歳)と長女(13歳)と
べったり一緒に過ごしているので
我が家に慣れるのも
早かったのではないかと思います。
餌もたくさん食べて
元気におもちゃで遊んでいます。
家族全員がとっても癒されています。
ステキな出会いをありがとうございました。
 
 LINE 
 
mika: この子たちの幸せを願って
私に託しされた時には
ズシーンと思い責任感を感じました。
そして
「お二人のお気持ちも一緒に
幸せにしなくてはいけない・・・」
そう願っていました。
ですから2匹の譲渡が決まって
本当に良かったと思います。
彼女たちも私も喜んでおります。
 
きっとお二人は
「私たちの分まで幸せになってね」
というお気持ちで
mikaさんに2匹を託したのでしょう。
兄弟猫の新たなお家でのスタートは
彼女たちの
新しい人生の始まりでもあったのでしょう。
 
新型コロナで開催が延期された
東京五輪・パラリンピックの
聖火リレーも延期になりました。
でも
命を預かる「あいかつ」には休みがありません。
多くの方々の手から手へ
命の聖火は継げられて行きます。
 
この2匹の命のリレーも
障害を持ったお二人からスタートを切りました。
その優しいお気持ちが
五輪延期で落ち込んでいる日本に
聖火リレーのように
伝わって行けばいいですね
 
 
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