おはようございます
《いっしょに 生きよう あおい鳥》
明日は子猫のお見合い会を開きます。
ブログで何度か紹介した
シナモン&ジンジャーの兄弟も
預かりさんにミルクから育てて頂き
デビューできるまでになりました。
また21日(土)は
高校生とのコラボで譲渡会を開く予定です。
もう何年も前から
「あしながMamaPapa」の仕組みを
構想しては人手不足で断念し
なかなか実施できず宙に浮いたままでした。
青い鳥には200匹ほどの犬猫がいますが
歳をとっていたり人慣れしないために
譲渡に結びつきにくい子もいっぱいいます。
この子たちは紹介する機会も少なく
人に知られずシェルターで暮らしていますが
よく見ればみんな個性的で魅力的です。
そうした子たちにスポットを当て
お気に入りの子のスポンサーとして
毎月寄付して下さる方を募る仕組みです。
これまで何度かブログで紹介し
その度に「ぜひ進めて下さい」と
応援して頂いたのですが
この子たちの暮らしを定期的に紹介したり
スポンサーのメッセージをまとめたり
・・といった作業をするスタッフがいず
今日まで延び延びになっていました。
しかしふとしたことで動き始めました。
それが「コロナ禍」だったのですから
何がきっかけになるか分かりませんね。
テレワークとかオンライン○○等の仕組みを
「あしなが」に用いてはどうだろ?と思いつき
シェルターの子たちのライブ映像配信を
検討し始めたのは7月頃でした。
そしてミーティングでスタッフが
「テレわんこ・テレにゃんこ」という
すてきなネーミングを提案してくれました。
スポンサーが見たい時にいつでも
スマホやPCで青い鳥のシェルターの子たちを
ライブで見ることが出来るシステムです。
そして映像通信メーカーにも相談し
シェルターを写すライブカメラの設置場所や
個数や経費等を考え始めました。
メーカの見積もりは200万円。
お金のない青い鳥には難しい と思っていた時に
思わぬ話が舞い込みました。
市民活動支援センターから
県のプロボノプロジェクトに応募してはどうか
とアドバイスして頂きました。
プロボノとは
仕事で培った知識やスキルを活かして
社会貢献するボランティア活動のことで
ラテン語の「Pro bono publico(公益のために)」
からきている言葉だそうです。
そして無償でそれを行う人を
プロボノワーカーと呼びます。
まさに県がその対象となるプロジェクトと
プロボノワーカーを募集していたのです。
青い鳥はダメ元で応募し8月末に県庁で
「テレわんこ子・テレにゃん子」を発表しました。
応募は十数件ありその中から
5件選ばれることになっていました。
なんとその審査に青い鳥が受かったのです。
プロボノワーカーに向けては
次のように書かれていました。
①NPO法人青い鳥(防府市)
【団体概要】青い鳥は保健所で殺処分寸前の
犬猫を保護し、譲渡する活動をしています。
2015 年発足以来1500匹以上を譲渡し、
2016年2月から防府市の保健所に収容されている
犬・猫の殺処分ゼロを続けています。
【求める人材像】
・保護犬猫をリアルタイムに見ることのできる
サイト(仕組み)構築にご協力いただける方
・ネット里親募集に助言・ご協力いただける方
・オンラインシステム(カメラ)導入企業と
当団体の橋渡し(通訳)をしていただける方
全国から何人かの方が応募して下さり
テレビ会議で話し合うことになりました。
リモート会議は既に何回か実施され
システムの構築と実施に向けて動き始め
課題も見えて来ました。
そして
テレビ局が進捗の様子を取材することになり
11月4日にyabテレビ山口が
青い鳥のシェルターとリモート会議を撮影に来ました。
残念ながらその時の様子を誰も
スマホで撮っておかなかったので
お見せできません。
でも11月23日(月)23:10~23:15
「イキイキ!山口」で放送されます。
同番組は・・・
県民に明日への活力を与えるべく、
元気に頑張っている、活躍している
山口県民や、観光所・特産品、
県立施設情報などを紹介します。
・・・となっています。
どうかご覧ください。
そして「テレわんこ・テレにゃんこ」の
今後の進展を見守っていただき
ぜひライブ映像でお気に入りの子の
スポンサーになって下さい。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。