おはようございます
《いっしょに 生きよう あおい鳥》
保護犬猫の譲渡にはトライアル期間があって
里親になる方が
その子と一緒に暮らして行けるか否かを
判断していただく大切な時間です。
子犬や子猫の場合は1週間ほどで
お返事を頂くことになっています。
あとは飼い主様が上手にしつけて下さり
正式譲渡後の返還は
飼い主様・犬猫の双方にとって
ダメージを残すことになりますので
お受けしていません。
しかし大人の犬猫の場合は
既に性格が決まっていることもあり
お互いの相性を見ていただくために
トライアル期間も長く設けています。
それもほとんどは1~2か月ほどですが
中には長い期間をかけて
慎重に相性を見極める方もいらっしゃいます。
これから掲載する2匹の場合も
ロングトライアルになりましたが
その間も連絡を取って
真剣にその子と向き合っている様子が
分かっていましたので
ご返事を待たせて頂きました。
そして近日になって
嬉しい結果をご報告頂きましたので
「トライアル成功!」とは別に
紹介することにしました。
11月21日
今年4月10日に
1歳10カ月ほどでトライアルに行った
オス犬「さつま」の報告が届きました。
📧
4月にトライアルしたKです。
名前はまんまちゃんにしました。
現在は家の中で過ごしています。
この里親様は
「さつまにとって我が家で幸せなのか」と
ずっと心配されていました。
さつまがなかなか人慣れしなかったようです。
そして「やっと慣れてきたようなので
正式に受け入れたい」と
お返事をいただきました。
トライアルから7か月半もの間
人慣れしないさつまを青い鳥に返そうとはせず
じっくりと付き合って下さった寛容さに
感謝の気持ちでいっぱいです。
「孫さんが乗っても何しても怒らない。
とっても良い子です」
とおっしゃっていました。
さつまもまた、慣れない環境に
じっくり合わせて行ったんだなぁ・・・
とほめてやりたい気持ちです。
さつまは
’18/10/23 に3・5か月で保健所から
引き取った3兄弟のうちの1匹です。
薩摩 安納 鳴門・・・と芋からとった
ユーモラスなネーミングと愛らしさで
スタッフを和ませてくれました。
アンノウは2週間後の11月10日に
譲渡されて行きルイ君になりました。
ナルトは翌年の9月28日に
譲渡されて行きゼロ君になりました。
さつまがトライアルに行ったのは
それからさらに半年後の4月10日。
青い鳥で既に1年半暮らしていました。
だから正式に譲渡が決まるまで
7か月半かかっても
彼にはどうってことはなかったのかも知れませんね。
さつまにしても里親様にしても
焦らずにじっと時を待った末の成就です。
ありがとうございました。
可愛い名前もつけてもらいました。
おめでとう まんまちゃん。
幸せになるんだよ!
11月25日
昨年12月17日に
7か月でトライアルしたオス犬「せせらぎ」の
報告が届きました。
📧
長い間私のわがままを聞いていただき
ありがとうございました。
せせらぎを家族に迎えたいと思います。
せせらぎは昨年7月12日に
3か月で保健所から来ました。
足に怪我していたので緊急に引き取りました。
何で負った傷かはわかりません。
同じ頃に保健所から引き取った
ひと レイン と一緒に
同じ部屋で暮らしていましたが
なかなか人に慣れずいつも固まったように
じっとしているので”カタマリーズ”と呼んでいました。
そしてせせらぎは、人に慣れないまま
5か月後にトライアルに行きました。
👇その時の顔は不安そうです。
そして今回送られて来た写真の顔👇
2枚を見較べただけで
里親様がどれほどの愛情を持って
せせらぎに失して下さったかが分かります。
お顔をお見せ出来ないのが残念ですが
笑顔がステキな優しそうなご夫婦です。
そしてお便りにはこう記されていました。
📧
これから先まだまだ大変な事もあると思います。
せせらぎの両腕の酷い傷痕を擦りながら
寄り添って行きたいと思っています。
おめでとう せせらぎ!
腕の傷と一緒に負った
こころの傷もきっと治してくれるはず。
このご夫婦ならば大丈夫だよ。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。