おはようございます
きょう「子猫の譲渡会」を開きます。
シェルターには成猫もいっぱいいます。
13:00~16:00
*お車は国衙公園に駐めてお越し下さい。
マスク着用・手の消毒にご協力下さい。
わたしが青い鳥のブログを
前任者から引き継いだのは’16年2月。
それから5年にわたり
犬猫のStoryや「あいかつ」の現場を
皆さまにお伝えして来ました。
それまで労働=収入と思っていた身には
NPOとかボランティアの核となる
「社会貢献」「非営利」「利他」といった理念は
正直いってあまりピンと来ませんでした。
でも 犬猫のために
一生懸命に働いている人たちの姿を
綴り続けたこの5年間で
すっかり心と頭が塗り替えられました。
最大の要因は
「利己よりも利他のほうが力を発揮する」
と気づいたからです。
ブログ発信を5年間1日も休まずに
無償で続けられたのもそのためです。
面倒くさがり屋で 怠け者の
重い腰を持ちあげてくれたのは
殺処分される犬猫の悲哀に満ちた目と
それを助けようと懸命に働く
代表やスタッフやボランティアさんの姿でした。
特に昨年10月からスタートした
「Story氷を解かす」シリーズは
既に10回を数えましたが
書いているわたし自身が
大きな示唆と励ましを受け取りました。
人間社会で虐げられ
氷のように閉ざした犬猫の硬い心を
スタッフやボランティアさんが
根気よく溶かし(解かし)て行く努力の
何と美しいことでしょう。
それは
「北風と太陽」のあたたかい陽射しです。
何年もシェルターで暮らし
決して心を開かないと思われていた子が
少しずつ変わって行く様子を見た時には
胸が熱くなりわくわくしました。
・・・と同時に
「生産性」という言葉が浮かびました。
犬猫のこころを開く営みは
お金に換算することは出来ません。
いいえ経済効率のみ追いかける
今の世界ではむしろ
「無駄」「非効率」と言われるだけでしょう。
しかし
彼女たちが確実に上げている業績は
経済学で見れば「生産性の高さ」に
匹敵するのではないか?と気づきました。
”やればできる”の具体例がここにあります。
ただ経済効率で殺処分を決めている行政に
ぜひとも見てほしい現実です。
NPOとはご存知のように
非営利で社会的な活動をする組織です。
つまり「利潤=金銭」よりも「理念=使命」
を追求する人の集まりです。
だからこそ
「生産性」が高いのだと言えないでしょうか。
コロナ禍で世界が揺れ動いている中
これからの社会像の模索が続いています。
そのひとつに
(昔から叫ばれていたのですが・・・)
場経済(マネー)偏重の競争社会から
暮らしと生きがいを大切にする共生社会に。
という提案があります。
そして
このブログで推奨したAnimaPickが
残り1日となった時点で
達成率133% ¥1.364,000
支援者総数285人になりました。
今夜の最終時間までには
もっと増えるでしょう。
二人の若者が殺処分のない社会を目指して
誰もが動物愛護に参加できるアプリをつくる。
その夢に多くの人が賛同し
資金を援助しているのです。
額も支援者の数も決して多くはありませんが
それは何の組織も持たないからで
無名の若者に寄せられた期待としては
十分に大きな額と人数だと思います。
そして何よりも胸を打つのは
ブログで紹介したように
熱い応援コメントが
たくさん寄せられていることです。
この小さな波はきっと
大きな波紋となって広がって行くはずです。
これこそ「理念型社会」の到来を
物語っているのではないでしょうか。
青い鳥もその入り口に立って
新たな1歩を踏み出そうとしています。
●1月15日(金)
2か月のメス犬をトライアルに出しました。(木の葉)
●1月17日(日)
子猫のお見合い会を開きました。
2か月のオス犬をトライアルに出しました。(ムック)
2歳ほどのメス猫をトライアルに出しました。(マチルダ)
3か月のメス猫2匹をトライアルに出しました。
(メアリー ティンカー)
3か月のメス猫をトライアルに出しました。(ロゼッタ)
9歳のオス犬銀次郎が逝きました。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。