Story氷を解かす11:首輪を着ける ハーネスを着ける

おはようございます

 

昨年10月からStoryで

「氷を解かす」シリーズをお伝えしています。

人間に対して心を閉ざした子たちにも

何とか譲渡の道を開いてやりたい・・・

と懸命にラポールを架けようとする

スタッフやボランティアさんや

預かりさんの姿を紹介しています。

 

 

2.で紹介した3匹

人が近づくと身体を固くしてしまうので

”カタマリーズ”と呼んでいました。

3匹とも’19/7頃に青い鳥に来ました。

せせらぎは譲渡されて行き

レインは預かりさんの元で暮らしていますが

ひとはなかなか人に慣れず

いつもこんな感じで距離を取っていて

首輪もつけられませんでした。

これではいつまで経っても

譲渡の道が開けないので

今年初めにボランティアさんが意を決して

首輪装着に挑戦してくれました。

 

1月8日

 

隣りにいる黒い子は「かほ」ちゃんです。

こんなに近づけるのも

日頃から言葉かけとふれあいを

して下さっているからですね。

由美 : ひと君に首輪を付けることに成功😃

ひと君”まんざらでもない”って顔してます。

次はハーネスとリードを着けて

お散歩に挑戦だね。

 

1月14日

 

そして1週間後

今度はカルマ♂の首輪に挑戦。

カルマは’17/2/2に青い鳥に来て

4年もシェルターで暮らしています。

由美 : 第1犬舎のカルマに

首輪付けることに成功しました😃

 

映像は短縮しているので簡単に見えますが

実際にはきちんと留め金をかけ

ベルトの先をきちんと輪に通すまで

噛まれるかもしれない危険があります。

また ここに来るまでには

何か月もかけて声をかけふれあい

信頼関係があればこそ出来ることです。

 

さらに2日後・・・

 

1月16日
 

由美 : 今日は、カルマに

ハーネスを着けることに成功しました😆
ともちゃんに続いて

お散歩デビューできるように頑張って欲しいです。

頑張ろうね!カルマ😃

 

1/13のブログ「理念型社会の入り口」で

こう述べました。

 

決して心を開かないと思われていた子が
少しずつ変わって行く様子を見た時には
胸が熱くなりわくわくしました。
・・・と同時に
「生産性」という言葉が浮かびました。
犬猫のこころを開く営みは
お金に換算することは出来ません。
しかし
彼女たちが確実に上げている業績は
経済学で見れば「生産性の高さ」に
匹敵するのではないか?と気づきました。

 

9.で紹介した友ちゃんは

12月に初めてハーネスを着け

お散歩の練習を始めたばかりで

ぎこちない動きをしていました。

 

それが今はこんなに上手になりました。

 

2月6日

 

よしみ : 友ちゃん 尻尾フリフリ&小走り
お散歩慣れてきました。

 

この保護犬たちの頑張りを見てやって下さい。

みんな殺処分されそうになった子たちです。

そして この子たちに

何とか譲渡の道を開かせて上げたいと

一生懸命の スタッフやボランチアさん達の

頑張りをどうか見て下さい。

 

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