7月14日
遠く離れた他県の少女からの要請で
周南市保健所から
1~2歳のオスの成犬を引き出しました。
少女の発案でバニラと名づけられました。
当初は8月14日に
引き取りにいらっしゃる予定で
それまでの1か月ほどスタッフが
出来るだけ人に慣れさせる計画でしたが
それほど人を怖れる様子もないので
すぐにお散歩訓練に取りかかりました。
バニラを引き出した翌日に
防府市の保健所から引き取ったオスの成犬
「小鉄」といっしょにリードを着けてドッグランに出ると
あまり抵抗する様子も見られませんでした。
2匹とも飼い主から棄てられた子かもしれません。
7月24日
yumi:お散歩練習中のバニラ(白)と小鉄(黒)。
夕方 水辺まで足を伸ばしてみました。
2匹ともお散歩できます😃
そしてバニラは
なんと!水につかりました。
8月に入ってから
バニラはお散歩の腕(脚?)を上げました。
しかしコロナ感染の影響で
県をまたぐ移動は自粛を要請され
遠く離れた県からのお迎えは
落ち着くまで延期となりました。
8月7日
そんな中
バニラの目も本当に良く見て描いています。
動物愛にあふれたイラストですね。
11月14日
ついにバニラの迎えが来ました。
ご両親は実に目もとの優しい方でした。
こういうご両親だからこそ
少女の涙ながらの訴えと真剣に向き合い
バニラの引き出しを了解してくれたのだなぁ
・・・と納得できました。
少女の手紙の続きです。
📧
青い鳥さんを訪れた際には
父とバニラの初めての散歩に付き合ってくれた
お散歩ボランティアさんと
バニラの引き出しがあった次の日に
青い鳥さんにきた小鉄くん!
本当にボランティアさんと
こてっちゃん(小鉄くん)が根気強く
優しい目で見てくれていたのが印象的でした。
後は夕方の散歩の時
父と母で散歩に行ったのですが
親子ボランティアさんのお母さんが
「バニラくんの里親さんですか?」
と聞いてくれて
娘さんが「バニラくん可愛い❤️」
と言ってくれたそうです😊
そして他のボランティアさんからも
「バニラくん幸せになってね~😄」
と言われたそうです。
Hさんがバリケンにバニラを入れてくれ
父と一緒に車にのせてくれました。
スタッフ(ボランティア?)さんが
バリケンの中におやつを入れてくれ
Hさんとバニラの出発を見送って下さいました。
バニラは皆さんから本当に
たくさんの愛情を貰っているんだな~
と思いました。
11月28日
バニラの様子を伝える報告が届きました。
📧
バニラくんを
正式に家族として迎えたいです!
トライアル成功の報告を
近日改めてさせていただきます☺️
ステキなお写真です。
バニラは上手にお散歩できているようです。
そして救われた命を
けん命に生きようとして前に進む姿が
この姿から感じ取れました。
12月11日
ご両親から 娘さんのメッセージを添えて
バニラ正式譲渡の報せが届きました。
📧
(少女のお便りの続きです)
・・・・こういう思い出のある名前なので
名前はバニラのままです😄
保護して欲しいと無理に頼み
忙しい中わざわざ周南市の保健所まで
保護に行って頂きありがとうございました😭
お陰様でバニラは元気に過ごすことが出来ております😊
最近のバニラは、散歩が大好きで
家に帰ると犬が変わったように大人しくなります😂
初めてバニラにあった時の散歩では
しっぽがとても下がっていて
今すぐにでも自分の家に入りたい…!
というような怖がりさんだったのに
今では家の前で「まだ散歩したいよう😢」
と駄々をこねるようになりました😅
そして家に入ると「つまんねぇな~」
というような顔をしています😂
そしてこの前から
おもちゃのボールを投げると
取りに行ってくれるようになりました。
散歩中、他のわんちゃんと
すれ違ったこともあったのですが
吠えないですし
お客さんが来ても吠えたことはありません。
本当にお利口さんです😊
お利口すぎて心配になるほどです。
まだまだ私自身しくじることも沢山ありまして
頼りにならない私ですが😢
これからもゆっくり成長を見ていこうと思います☺️
青い鳥さんのスタッフさんが言うには
「まだひと回りふた回り大きくなるかも」
とのことで成長を楽しみにしています😂
バニラを助けてくれた清水さんやスタッフさん
ボランティアさんに会えたこと本当に光栄でした。
今まで
バニラのお世話の担当をしてくれていたHさん。
細かいことまでしっかりと返事を頂き
本当にありがたかったです😢
青い鳥さんのわんちゃん達にもお世話になって
臆病な怖がりさんですが
とっても犬好きに育っています😊
お世話になりました。
そしてこれからもよろしくお願い致します🙏
また絵も描きますね🐦❤️
夕日を浴びたバニラの毛が
金色に輝いています。
幸せへの予兆でしょうか・・・。
親が子に継ぐ大切な「こころ」
その1つに動物愛があると思います。
遠く離れた県にいて
周南市で殺処分を待つ犬猫に
こころを痛める人々はいっぱいいます。
少女もその一人でした。
そして泣きながら「助けたい」と両親に訴えた。
一度は無理だと言った父親も
翌朝「お母さんとよく相談しなさい」
と言い残して家を出た。
きっと眠れぬ夜を過ごしたことでしょう。
でも その決断は
時の長い目で見たら
きっと 娘さんと ご家庭に
幸せをもたらすことになるでしょう。
バニラの金色に輝く毛が
そう言っているような気がします。
ライフケア高砂様/匿名様/匿名様/里親様/匿名様/防府市N様より
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。