虐待で緊急保護した老犬ココロ
ダンディー君の里親様に
一時預かりして頂くことになりましたが
その翌日・・・
12月30日
清水久仁子:ココロは昨日
ダンディー君が大好きな様子なので
ひと晩連れて帰ってもらいましたが
下痢がひどく
嫌なところを触ると怒って噛むようです。
そのため危険なので
シェルターに戻りました。
でもココロは
一晩中ダンディーから
片時も離れなかったそうです。
動物にも心があります。
これまでにどれほど
清水代表がこの子に
「ココロ」と名前をつけたのは
5年間も虐待され続けた心の傷が
1日も早く癒されるようにと願ったからでしょう。
ダンディー君の里親様は
「心と体が少しマシになったら
ココロ君の里親になりたい」
清水久仁子:シェルターに戻ったココロ君
早速お風呂に入れてふわふわになりました。
お薬は抗生剤と整腸剤が7日分出ています。
ひどかった下痢も少し固まって来たようです。
尻尾を振って近寄って行きます。
長いあいだ繋がれたままだったので
他の犬と遊びたかったのでしょう。
こうしてココロは
青い鳥のシェルターで年を越しました。
もう蹴られたり物を投げつけられたりすることはなく
安らかに眠れたはずです。
1月6日
yumi: ココロ君お散歩大好き❣️
ミルクと仲良く歩いてくれます。
おやつを催促するのに
立って「頂だい」ポーズ。可愛い😍
よしみ :ココロ君は、キミちゃんとも
仲良くお散歩できます❗️
とっても穏やかになりました。
もともと撫でられるのが大好きだったのでしょう。
飼い主が保健所に犬を連れて来る理由に
「噛むから」というのも多いようです。
噛むのはそれなりのワケがあるからで
多くは人間の側に原因があります。
ますます進む高齢化社会で
認知症等の問題を抱えた
飼主による虐待や飼育放棄は
今後も起こりうることです。
今回、ココロを救うことが出来たのは
ご近所の方が警察に通報して下さったお蔭です。
でも
警察で保護して保健所に連れて行っても
命が助かるとは限りません。
多くの保健所や動物愛護センターでは
「噛む犬」として
殺処分されてしまうのが現状です。
また地域の動物愛護団体も
いつも引き取れるとは限りません。
どこも人手不足・資金不足のなかで
懸命に活動を続けているのですから。
青い鳥も例外ではありません。
私たちを支えて下さっているのは
市民の皆様や全国のご支援者からの
資金援助とボランティアさんたちです。
ココロを救ったのは
青い鳥を応援して下さる皆様です。
兵庫県匿名様/大分県N様より
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。