看取りという尊いお仕事:エルとダイフクの死

 

    犬 おはようございます 三毛猫   

2220 Mornings

 

飼い猫の寿命は10~15年。

近年は20年と言われています。

一方 野良は短命で3~4年

長くても5年ほどだそうです。

 

野良で生きて来た子は

寒暑や雨風にさらされ

空腹に耐えて来たせいで

心身ともにぼろぼろの子もいて

ようやく青い鳥に来てからも

長く生きられないこともあります。

 

毎週掲載している活動Diaryでも

犬よりも猫の訃報が多いようです。

昨年12月半ばからこれまで

1匹も死亡がなくほっとしていましたが

2月23日に

2匹の成猫が逝ってしまいました。

 

毎朝発信するブログには

話題としてふさわしくないので

あまりふれて来ませんでしたが・・・

青い鳥では犬猫の死に

どのように対処しているかを

知って頂くために紹介します。

 

2月23日

 LINE 

mika:エルちゃん 他界しました。

預かりのOさんからの報告です。
👇
今朝はカリカリフードを食べており

仕事で猫部屋を離れて居る間に

様態が急変し呼吸困難になり

PM12時20分

虹の橋を渡りました。

 

mika:Oさんが綺麗なお花を

手向けてくださっています。🙏


Oさんの愛情を受け

幸せな余生だったと思います。
明日、エル君を迎えに行きます。

 

エルは’19/8/17に引き取りました。

年齢不詳のオスで

検査の結果エイズ陽性とわかり

隔離部屋で暮らすことになりました。

.

mika:エルちゃんの後を追うように

だいふくちゃんも他界しました。
Oさんからです。

👇

だいふく君を見送りました。

19時3分です。


 

だいふくは’19/11/30に

保健所から引き取りました。

年齢不詳のオスで

やはり隔離部屋で暮らすことになりました。

 

エイズ陽性だからと言って

必ずしもエイズを発症する

というわけではありませんが

他の子にうつらないように隔離し

陽性の子だけの部屋で暮らします。

 

エルもだいふくも

ずーっとエイズ部屋で暮らしていましたが

体調が悪くなったので

Oさんのお宅に預かって頂くことにしました。

 

清水久仁子 :エル、だいふく
エイズでも可愛らしさで私たちを癒しながら

けなげに生き抜いてくれました。
2匹の尊い命に感謝の気持ちでいっぱいです。
もうかなり体調が悪くなり

看取りのボランティアと言うことで

Oさんにお願いしましたが
それからエルくん3か月半

だいふくも1か月半

Oさんと楽しい時を過ごしてくれました。
神様がくれた時間です。
Oさん本当にありがとうございました🙏

看取りをして下さった

Oさんからの報告です。

📧
だいふく君は

2、3日前から様子が変でした。
夜の抱っこタイムで顔を拭いて
いつもより多めに話をしていました。

エルくんはご飯やおやつの催促を

全力でしていたので安心しきっていました。
約2か月同じケージで寄り添っていた2匹。
 

昨夜、だいふく君の嘔吐の汚物が

エルくんの背中にかかってしまいました。
エルくんは何かを察したのかな…
だいふく君が辛そうだったから…
僕が先にいくから辛いならおいで、って。
 

だいふく君はエルくんも一緒なんだ

と安心して力を抜いたのかな…
不思議で貴重な体験を2匹にさせてもらいました。
まだまだぜんぜん心がついて来ませんが…
2匹一緒に虹の橋を渡って

遊んでくれる事を願います。

mika:1匹でも辛いのに😢

2匹同じ日なんて😭
Oさんはまだ受け止められない状態です。
ふたり一緒だから彼達は寂しくないよ。
こんなに生きられたのは

あなただから出来た事よ。
愛情 ぬくもりを ありがとう。

しっかり愛してあげたからこそ

彼達は幸せに旅立つことができたのよ。
貴女はそれができる器の持ち主だから。

と伝えています。

今まで色々な別れをしてきましたが

どう看取るか毎日向き合って考え

愛情を注ぎます。
どれだけ寄り添っても

全然足りない 足りてない…

と思ってしまいます。
言葉が話せなくとも向き合って

たくさん話かける事を大切にしています。
Oさんには笑顔で見送ってあげてください

と伝えています。

 

いば :Oさんに寄り添って頂きありがとうございます。

エルくんもだいふくも深刻な病状だったので

いつ急変してもおかしくなかったと思います。

温かな家庭から送り出してもらえて

2匹は幸せでした。

Oさん ありがとうございました。

 

2月24日

万理子:本日の10時半頃

Oさんから2匹を受け取り

国衙へ連れて帰り皆でお別れをしました💐

本日、13時頃から

クリーンセンターにて火葬。
2匹の冥福をお祈りします。

 

なかなか成り手のいない

看取りボランティアをして下さり

Oさんには本当に感謝です。

 

後日Oさんから

エルとだいふくの映像が送られて来ました。
きっと涙をこぼしながら

まとめたのだと思います。

2匹はOさんの胸の中で

きっと生き続けるはずです。

看取りボランティアは辛い仕事ですが

一時でも「生まれて来てよかった」

・・・と犬猫に幸せを与えて上げられる

尊いお仕事です。

引き受けて下さる方を探しています。

どうかご連絡下さい。

 

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