2404 Mornings   

 

「シャイが死んだ」と聞いた時

ユーミンの♪飛行機雲が耳に流れました。

「無念だったろうに」と唇をかみ

涙とともにメロディーが浮かびます。

 

♪空に憧れて 空を かけてゆく

あの子の命は ひこうき雲

 

人の世の無情にもてあそばれる

いくつもの無垢ないのちたちを

ブログで書き綴ることしか

私は哀悼の方法を知りません。

 

長年いっしょに暮らして来た犬を

病気になってから捨てるなんて！

いつになったら人間は

もの言えぬ動物を虐げることを

やめるのでしょう。

「いい加減にしてほしい」と

キーボードに

哀しい思いを打ち込んでいます。

怒りとともに・・・。

 

6月15日に一時預かりで

温かくお家に迎えて下さった

Kさんから報告です。

 

６月１７日
📧
病院行ってきました。

レントゲン撮って調べてもらいましたが

腹水は無いそうで安心しました。
ただ肺の状態があまり良くないようで
｢長年フィラリアに侵されてるのだろう｣

との事でした。
また心臓が少し肥大してるのと
とにかく脂肪が多く太り過ぎ･･･と。
シャイくんは外でもよく歩き

急に玄関の階段を降りたのには
冷や汗をかきました。
病院の中でもあっちこっちウロウロし
『こら〜じっとしろ〜』と

何度も声をかけました（笑）
食欲は…食べたり食べなかったりで

いろいろ模索中です。
ダイエットには良いかもしれませんが
便がコロコロなのでそこが少し気になります。

よしみ：とても元気になったシャイ君❣️
このまま元気に過ごして欲しいですね☺️
預かりさんのお家に移って

ほんとうに顔つきが変わりました。
まだ病状は予断を許しませんが

明るく生き生きとしています。
人間の愛情でこんなにも変わるんですね。

６月２３日
📧
両手で補助しないと立てなかったのが
自分で一生懸命立とうとし・・・

何度か立ちました。
それから『おすわり』と言うと
座ろうとし（完全には座れませんが）

甘えてきたりもするので
やっぱり可愛がられてたんだろうな
・・・と思うと 泣けてきます😭

その後も病院に行くたびに

病状の報告があり

シャイが病気と闘っている様子が

私たちにも伝わってきました。

何とか夏を乗り切ってほしいと

祈る気持ちでいましたが･･･

 

8月19日

📧

ここ数日水を飲んだだけで

何も食べないんですが

今日は

水も飲まないし起き上がらないし

横になってるだけです。

昼まで仕事だったので病院には行けず

（木曜午後は休診）

他の病院で点滴か何かしてもらうか？

 明日の朝まで待って行くか？
私はどうしたら良いんでしょう。

無理やり立たせて

水だけは何とか飲みました。
食べない日が続いているので

明日病院に行き点滴でも

してもらいたいんですが…
先生は３日が限度と言われてました。

とうに食べない日が３日以上続いてます。

５日くらい前？で既に１口２口。
大好きだったおやつやチュールも全く食べず。
このままやつれて死んじゃいそうで

心配でたまりません。
明日先生に相談してみます。

 

8月20日

📧
今日病院に行き、点滴と

膿が溜まってたお尻と腕の処置を

してもらいました。

相変わらず食欲無し、薬も飲めずで

代わりに注射をしてもらいました。
その薬は２週間もつそうなんですが

ちょっとお高めで（約７千円）
効果があれば続けたい

食欲が戻り元気になるまで。

でもやはりお金が気になります。
次回から注射代を半分こちらで持つので

続けさせてもらえないでしょうか🙇‍♂️

それからさっき血便が出て
明日朝病院に電話して

受診が必要かどうか聞いてみます。

薬については手を尽くしましたが

何をしてもダメで

試しにやってみてくれた先生に

噛みついてしまいました(なんと!?)
（最近怒りん坊のシャイくんです）

それ程飲み薬に対して抵抗するので

無理やりは可哀想でもあるし

しばらくやめてみることになり

その代わりの注射ということです。

8月21日

📧
今日のシャイくん

自力で立てず食べ物だけでなく水も飲まず。

シリンジであげようとしますが

逃げ回るのであげれず･･･
少し口の中に出血があったので

やはり痛いのかなぁ？って感じです。
うちに来た時17キロ位あったのが

今14.5キロくらいです。
かなり痩せました。

元気になってほしいですが…

難しいかもです。
よしみ：一日でも穏やかに

過ごせますようように私も祈ってます。

 

８月２３日

📧
よしみ：K様より連絡がありました。
シャイ君、病院に行く車の中で

息を引き取ったとのことです。
明日、一緒にお見送りをしてきます。
K様には、感謝しかありません🙏
昨日撮った写真の顔を見ていると
まさか次の日に亡くなるなんて

思えない顔ですよね。

しかもその後何とか立ち上がって

トイレでおしっこしをしたそうです。

シャイ君、辛いことも

たくさんあったと思いますが

最期はK様ご家族に

愛情をいっぱいかけていただき

皆さんの声、気配を感じながら

過ごせて幸せだったと思います😭

最後に、笑顔を皆さんに振りまいて

「幸せだったよ。ありがとう」

と伝えているような気がします。

 

８月２４日

シャイの見送りをしました。

酷い病気のまま捨てた飼い主に

きみが人に好かれようとして

最後まで頑張った姿を見せてやりたい。

みんなを笑顔にしてくれて

ありがとう シャイ。
健康な体で自由に空を

飛んでも見たかっただろうに･･･。

きみが健気に生きた足跡を

飛行機雲みたいに記しておこうね。

 

８月２８日

また老犬が青い鳥にやって来ました。

15歳、ケンタ、オス。
前脚の毛が抜けています。

 

毎月ひと口１０００円・１日３３円で

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現在4３人です。

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