おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

シリーズ最終回は

エイズ陽性を承知でメス猫を引き取って下さった

里親様と猫のことを紹介します。

 

子猫２匹と成猫２匹を保健所から引き取りました。

成猫の方はまだ収容期限の切れる前でしたが

「風邪を引いているので早めに」と

保健所から知らされました。

 

この時に引き取った２匹の子猫と成猫１匹は

既に譲渡され幸せに暮らしています。

そしてこれからお話しするのは

白い猫のStoryです。

 

 

保健所から子猫と成猫を引き取って

いつものように直ぐに病院に連れて行きました。

みんな風邪気味です。

 

この成猫は体重２㎏。メス。年齢はわかりません。

陰部に傷があり、出血しているので

抗生剤を１日２回飲ませることになりました。

保健所では猫パンチ・威嚇があったそうですが

避妊手術を済ませ
青い鳥に来てからは大人しくしています。
真珠のように白くて綺麗だから「パール」と名づけました。

 

 

腹帯は８～１０日後に外します。

縫合糸は自然に溶けるので抜糸はありません。

こうしてパールは青い鳥の子になりました。

青い鳥とパールなんて 童話のようにきれいですね。

 

○●○●○ ７月～９月 ●○●○●

 

一緒に引き取った子猫と成猫は譲渡されて行きましたが

パールは少し食が細く痩せている感じなので

ad缶詰めを食べさせたりしていました。

パールも風邪を引き

長引いてなかなか治らなかったので

何度か医師に診てもらったのですが

エイズ検査のキットが無いなどのことが重なり

ようやく検査できたのが１０月に入ってからでした。

 

結果はエイズ陽性。

隔離部屋に移して間もなく

パールに幸運の女神が訪れました。

 

○●○●○ １０月２４日 ●○●○●

 

パールの里親様が決まりました。

青い鳥のエイズ陽性猫では初めての譲渡です。

パールを引き取って下さったのは

「いきるちゃん」の里親様です。

 

２週間後の１１月６日にお便りが届きました。

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