Story野良3.ワイヤー犬 その後

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

6月7日にワイヤー犬を保護し 落ち着くのを待って

10日に入院治療したことをお伝えしましたが

その後の経過をご報告します。

 

6月12日(月)
 
病院に運びワイヤーを外しましたが
傷口が化膿していて状態が悪化するかもしれません。
経過観察でしばらく入院します。
脚がもと通りになることを祈ります。
また去勢手術も済ませました。
名前は「まくん」になりました。
emi :くん、頑張ったね😭  日射しの強い中、代表やUさんや、追い込みをして下さった皆さん、ありがとうございます🙇
よっぴー :ありがとう😊 まくんに代わってお礼を言います。
さっちー :本当に良かったね~。 やっと痛い思いから解放されたね。皆さんありがとうございました。
 
6月15日(木)
 
くん、病院では一部屋にフリーで置いて下さったのですが
看護士さんの話しでは、ショックでご飯も食べなかったそうです。
またワイヤーに締めつけられていた部分の皮膚が溶けていて
骨も細くなっているそうです。
栄養をつけて、もと通りになってくれたらいいのですが。
エリザベスカラーの中にチーズを入れたら
舌なめずりをしてましたが
あまり長居はできないので食べるのは確認せず帰りました。
 
 

6月16日(金)

 

くん、退院してシェルターに入りました。

 

右脚にまかれた包帯が痛々しいですね。

 

6月17日(土)

 

1日1回の包帯交換。
傷はまだ深いですが、腐敗したような臭いは薄れてきました。
 
このまま快方に向かってくれることを祈ります。

 

 

6月18日(日)

 

姿が少し変わったように見えるのは・・・

大変くさかったので、毛を大幅にカットしたからです。
 
ついでにシャンプータオルで体の隅々まで拭いてやると
こんなに気持ち良さそうな顔をしていました。
野良ちゃんでこれまで体を拭いてもらったことなどなかった
・・・と思うと哀れさがつのります。

 

 

6月19日(月)

 

シェルターに来て4日目。
写真はありませんが くん
寝姿が日を追ってリラックスして来ているように見えます。
野良ちゃんの生命力ってスゴイですね!
 
 
6月20日(火)
 

ようやく食欲を取り戻して来たようです。

 

 

6月21日

 

こんなステキ映像が撮れました。

 

なんと手から直接食べてくれました。

人間の仕掛けた罠のせいで

半年近くもワイヤーに苦しめられたのに

捕獲してから2週間でここまでなるなんてスゴイ!

助けられたことを知っていて、信頼しているんですね。

 

 

防府市内だけでも 脚にワイヤーを絡ませたまま

悲鳴を上げている野良犬が何匹かいるようです。
青い鳥は行政と
「くくり罠」の使用について話し合いましたが
農作物のイノシシによる被害防止に関わることなので
直ちに禁止するのは難しいのが現実です。
 
しかし罠の使用は「鳥獣保護法」で規制されており
くくり罠の使用についても免許・登録が必要で
狩猟者登録または捕獲許可を得ていることが条件です。
無免許・無許可での使用は違法になります。
またくくり罠そのものにも幾つか条件が課されています。
以下に環境省のPDFを示します。
maa
君はシェルター近くによく現れる子だったので
運よく作戦通りに捕まえることができましたが
他の子を助ける手立てが見つかりません。
青い鳥では今後も勉強を重ね
行政と話し合いを重ねて参りますので

皆さまの応援をお願い致します。

 

応援よろしくお願いします。
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