野良猫たちのエレジー(哀歌)が聞こえる

おはようございます

《いっしょに 生きよう 青い鳥》

 

明日は高校生たちと一緒に

子いぬ・子ねこの譲渡会を開きます。

 

 

1週間前のブログで

犬たちの哀しい遠吠えが聞こえる

をお伝えしましたが

今回は野良猫たちのエレジー(哀歌)です。

 

青い鳥にはさまざまな相談が寄せられますが

中でも多いのは

野良猫を助けて欲しいという依頼です。
そのいくつかを紹介します。

 

9月3日

 

突然のメールで失礼します。

数か月前に引っ越したアパートに外猫がいまして

首に赤い紐がついています。

誰かが飼われているのだろうと思いますが

アパートの方に聞いても誰かわかりません。
下に住んでる方がたまに餌をあげているようですが

飼われてはいないようです。

先日からその猫ちゃんが

前足を引きずっているようで

外傷はないのですが 気になります。

とても人懐っこい猫ちゃんで

ミャーミャーなきながら付いてきます。

可哀想に思うのですが

飼い猫なら勝手なことはできないし

でもきちんとお世話されていたら

足を引きずっているのですから

病院に連れて行かれたりもすると思うのですが。
どうしたらよいかと思い

ご相談させて頂きました。

私は今室内犬を飼っており

一人暮らしでもあるので

猫ちゃんは飼えないと思います。

必要なら、その猫ちゃんを

病院に連れて行ってあげたいと思いますが

その後のお世話ができません😭
どうしてあげるのがよいでしょうか。
 

外で見かける猫が気になり

写真を添えて相談されて来ました。

足を引きずっているのを放っておけない

心のやさしい方なんですね。

 

最近は交通事故や

感染症にかからないように

室内で飼うのが主流になって来ました。

でもいまだに去勢・避妊手術もせずに

外に自由に出す飼い主が大勢いて 

⇒外猫と交尾し子猫が生まれる。

⇒不幸な野良猫が増える。

⇒やさしい方が野良の哀れさに胸を痛める。

・・・という悪循環が続いています。

 

さてご相談にどうお答えするかです。

以下は野良猫の保護に詳しい

ボランティアmikaさんの

体験に基づいたアドバイスです。

👇
病院に連れて行かれて 自費となります。

その際の保護猫としての領収は

取っておかれたほうがよろしいかと思います。
その後警察に連絡をして

何年の何月何日保護場所。

病院に連れて行かれた時の明細

等を必ずお持ちください。
警察では簡単な書類を書きます。
 

そして どちらで飼育されるか

と言うことも聞かれると思いますが
相談者さんはどうされるのでしょうか?
私の場合は警察で自宅で3か月間

迷い猫として飼育するといいました。

もしその方が飼育されないのであれば

保健所へ行くことになるかと思います。
飼育されている間に必要で買われたものは 

全て領収があった方がいいです。
拾得物となるので里親募集はできません。
3か月の期間が過ぎたらできます。
詳しい事は警察で聞かれて

書類を書かれたら良いかと思います。

 

また
「保護しています」とポスターやネットに

出された方が良いかと思います。

その際 飼い主と名乗る人間が出てきたとしても

警察署で立ち会いのもと引き渡します。

と うたっておいた方が良いでしょう。
飼い主を装って虐待目的の人間が

出てくる可能性がないとは言えません。

1.保護する
2.病院へ受診する
3.警察署に届け出る
4.警察署や保健所で

迷い猫の届け出の有無を調べてもらう
5.ネットやポスターで保護していることを知らせる

ポスターは動物病院やスーパーに頼んで貼らしてもらう

 

とても具体的で

わかりやすいアドバイスですね。

 

 

もう1件ご紹介します。

9月16日

この度は子ネコの保護の件でご相談があり

ご連絡させて頂きました。
今月に入り、家のまわりで

ネコを3匹(母と子ネコ2匹)を

頻繁に見かけるようになりました。

うちで保護できれば良いのですが

既に数年前に迷い込んで来た老猫を飼っており

実家暮らしのこともあって

これ以上は飼えない と家族の同意が得られず、、、

職場や友人にも片っ端から

相談を持ち掛けてはいるのですが

未だ良い縁に恵まれていないのが現状です。

家の前の道路は狭い割に交通量が多く

近くには線路もあり

ネコちゃん達にとって良い環境とは

言い難い状況にあるかと思います。
この数日で子ネコの活動範囲も

広がったように見受けられ

このままでは交通事故に遭うのではないか

と私自身見て見ぬフリができる訳もなく、、、

しかし私個人で出来ることにも

限界があるということでハラハラしております。

わたしは保護譲渡やTNRなどの経験もなく

現在他に協力者もいない状況のなかで

ネコちゃん達の為に

今自分にできることは何なのかと考えました。

かかりつけの動物病院にも足を運び

愛護団体さんに相談してみてはと言われました。

経験が豊富な団体様より

何かご指導に預かることはできないものかと思い

今回青い鳥動物愛護会さんに

ご相談させていただく運びとなりました。

そちら様では一般の保護は

受け付けていないということですので

無理は承知の上で何かアドバイスを

いただくことはできないかと

取り急ぎメッセージを送らせて頂きました。
どうかお力添えをお願いできないでしょうか。
 

これも同じようなご相談です。

野良の親子を見つけ

何とか助けてやれないかと

心を砕いている様子が伝わって来ます。

 

中には「動物愛護団体がやるのは当然」と

引き取りを要求す方もいますが

こうしてご自分でアクションを起こされる方は

私たちにとっても頼もしい仲間です。

青い鳥でお手伝いできればよいのですが

14日から昨日までの4日間で

引き取った子だけでも14匹いて👇

人手不足・資金不足で手が回りません。

14日・15日

16日

17日

17日 目の開いてない子犬

17日 目の開いた子犬

いつもこんな状態で

一般からの要請には応じられないのです。

どうか上のアドバイスを参考にして

動いていただければ嬉しいです。

 

野良の多くはノミやダニに苦しめられ

空腹を抱え、寒さや暑の中で

その日その日をやっと生きています。

その生は過酷であり 時に悲惨であり

「野生」などと呼ぶにはほど遠い状態です。

 

他を思いやる 心やさしい方の耳に

そうした野良猫たちのエレジー(哀歌)が

聞こえて来るのです。

1匹でも多くの命を救うために

皆さん一緒にがんばりましょう!

 

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