現場からの報告3.他県から連れて来られた6匹

おはようございます

 

前回まで2回に渡り 大まかですが

環境省の「犬・猫の収容及び処分」に関する

統計資料を紹介して来ました。

同省のサイトにはさらに都道府県別や

中核都市(人口20万人以上)別の

データも掲載されています。

とても煩雑で見にくいので

編集し犬の分だけ取り出して見ました。👇

この右に「猫」と「犬猫合計」が載っています。

また縦に都道府県別データ

その下に中核市別データが載っています。

山口県の中核市は下関市だけで

防府市は載っていません。

これで自身が住んでいる地域の

引取り数と殺処分数を知ることが出来ます。

それにしても見にくく不親切な表ですよね。

行政の動物愛護に対する関心度の低さが

如実に表れている、と私には思われます。

 

 

さて このような動物愛護精神の希薄な国で

多くの市民が「殺処分」に心を痛め

個人で あるいはグループで

懸命に犬猫の命を救おうと頑張っています。

 

そういう方からの切実な願いが

私たちに寄せられても

地方の小都市で限られた資金と人数で

動物愛護活動を続けている青い鳥では

防府市の殺処分ゼロを維持するのが

精いっぱいで

今はまだ他の市県の犬猫を助ける

余裕がありません。

 

そんな中で一昨年の冬

他県の犬を数匹引き取ってくれないか

という要請がありました。

野良犬猫の殺処分数でワーストの県です。

もちろんお断りしましたが

多額の寄付をして下さると言われ

青い鳥の年間経費に匹敵する額で

それがあれば収容スペースを広げて

もっと多くの犬猫を助けることができる

・・・と理事会で話し合い

受け入れることにしました。

 

そして建造する犬舎の

大まかな設計図と見積書を用意して

防府市でその方とお会いし

プレゼンテーションを行いました。

つまりご寄付をどのように使うかの説明です。

 

’19年11月29日

 

その方が犬を車に積んで防府にやって来ました。

子犬が6匹。

後に特急列車の名前をとって

はやて つばさ のぞみ ひかり こだま あずさ

と名づけました。

はやては2か月ほど。つばさは3・5か月ほど。

残りの4匹は2・5か月ほどで兄妹のようです。

 

この子犬たちのうち3匹は

すぐに譲渡が決まりました。

12月3日 ひかり♀

12月4日 はやて♂

12月4日 のぞみ♀

トライアル時の写真はありません。

右は半年後に撮ったものです。

 

そして残った

つばさ、こだま、あずさの3匹は

いつまで経っても声がかからずに

シェルターで暮らすことになりました。

また多額の寄付の申し出も

当方の対応の不備や

清水代表の入院等が重なり

見送られることになってしまいました。

 

この頃からコロナ感染が世界に広がり

社会に暗雲が重く立ち込めました。

さらに

代表が現場に復帰するまでの半年あまり

組織運営にさまざまな問題が生じました。

 

いずれ何かの形で書き記す積りですが

今になって思うと

この1年間を良く乗り切ったものだと思います。

 

続く・・・


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