Storyオセロ4.賛歌―母さんの歌が聞こえる

犬  2591 Mornings   三毛猫

 

2月20日

清水 オセロをお風呂に入れました。


残り少ない日々を少しでも

気持ちよく送ってもらうためです。

艶のあった皮毛はパサつき

フケが多くなっていて

大変かわいいお顔が痛々しいです。

 

2月22日

清水 昨年10月に

余命1〜2か月と診断されましたが

スタッフの懸命のご努力により

ロッキーはもう4か月間

毎日ドッグランで運動し

ご飯も食べています。

 

オセロの来歴を調べているうちに

いろいろなことが分かって来て

野良たちの過酷な生が

浮き上がって来ました。

 

オセロは’18年5月1日に
保健所から引き取りました。
当時7歳くらいです。

 

オセロは前年9月に子を5匹産んで

4匹保護されたことがわかりました。

残る1匹の子は不明です。

その子たちはどうなったろう?

 

青い鳥で引き取っていれば

記録に残っているはず・・・と

私の古いノートをめくってみました。

 

毎月多くの犬猫を引き取っているので

犬・4匹・月齢で絞り込んでゆくと

2件 該当するものがありました。

 

1組は白2匹黒2匹の立ち耳で

あまりオセロに似ていません。

そしてもう一組はこれです👇


12月6日保健所から

生後2か月ほどで引き取った子で

オセロの面影があります。

さらに調べると

オセロが青い鳥に来る1か月前

3月30日に保健所から引き取った

メス犬ポピーが

オセロの子らしいとわかりました。

残りの1匹です。👇

上の「いっくん」によく似ています。

 

確定は出来ませんが

これがオセロのファミリーのようです。

 

先に保護された4匹の子は

みんな譲渡されて行きました。

’17/12/20 いっくん⇒貫太郎

’18/1/3 さんくん⇒瑠偉

2/10 にこくん⇒ニコ

2/21 よっくん⇒シュナ 

 

4か月ほど遅れて保護された

ポピーはどうしたろうかと

ノートを繰ってみましたが

譲渡リストには名前が見えません。

 

そこでスタッフに尋ねました。

2月23日

 Line 

オセロは’18/5/1に

保健所から引き取りましたが
3/30に引き取った1~2歳のメス「ポピー」が
オセロの子らしいと記録に残っています。
ポピーは譲渡記録には見つからなかったので
今もシェルターにいると思われます。
右がポピーです。

どなたか分かる方はいますか?


さやか はい。ポピーは

オセロと同じ第三犬舎にいます。


オセロとポピーが親子と聞いて

ビックリしてます😲

 

なんと母子が

同じ犬舎で暮らしていたなんて

知りませんでした。

 

残り少ない生を

慰めてあげる手掛かりを求めて

古いデータを探しましたが

オセロは5匹の子を産み

人間の家庭に幸せを届けました。

 

やさしい

母さんの歌が聞こえるようです。

 

そして

オセロとポピーが

意識しているか否か知れませんが

母子が同じ犬舎で暮らしていることは

オセロを見送る私達にとって

大きな救いになります。

 

 

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