Diary4/10~16 犬になって 読む夜の 風の物語り

犬   3026 Mornings   三毛猫

 

本日 古民家キッチンもふもふで

譲渡会を開きます。11~15

 

就寝する前の読書が一番の楽しみで

若い頃からずーっと変わりません。

 

いま読んでいるのは

ローレンス・ヴァン・デル・ポスト

「風のような物語」「はるかに遠い場所」

二部作 1982年サンリオ刊

10年前に仕事を引退し

東京から山口県に移り住む際に

蔵書の大半を処分して来ましたが

棄てずに来た数百冊の内の2冊。

作者は

映画「戦場のクリスマス」の

元になった本を書いた人。

 

2段組みの細かい活字で400頁

持って読むと手が疲れる重さですが

毎夜1時間 胸を躍らせて読み続け

ようやく1冊目の最終章に来たところです。

 

長い本を何日もかけて読むのは

きっと長距離レースと同じような

醍醐味が味わえるからだと思います。

動物が登場すればなおさら・・・

 

英国人の少年が父母とカラハリ砂漠に住み

アフリカ原住民の神話的な世界で

飼い犬と一緒に成長して行く物語り。

少年の11歳6か月と7日目に

父親から子犬を贈られるシーンで

Storyが始まります。

 

ヒンツァと名付けられたこの犬が

ライオンや豹や多くの動物たちが生きる

砂漠と叢林で少年の目となり耳となり

研ぎ澄まされた五感で少年を助け

共に成長してゆく様子が描かれています。

 

その中で何度も描写されるのは

犬が鼻先から尾までを真っ直ぐに伸ばし

片足を上げて方向を指し示すポーズ

ポインターの姿勢です。

ヒンツアーはリッジ・バック犬で

背中の毛が逆向きに生えています。

このシーンになる度に私も

ヒンツァと一緒に背中の毛を立て

鼻先を上げて風に乗って来る匂いを

嗅いでいる気分になります。

 

犬でも猫でも鼻をひくひくさせて

風を読むようなポーズが

自然をしっかりと感じ取るようで

私は大好き!

生き物と共に暮らす喜びを

五感で感じ取らせてくれます。

それはまさに物語の世界です。

 

この本の序にもこう書かれています。

 

「物語は風のようなものだ」と
カボーと呼ばれるブッシュマンは言った。
「それは、

はるかに遠い場所からやってきて、
われわれはそれに触れるのだ」

 

「風 吹き起る…… 生きねばならぬ」

風に立つヒンツァの
凛々しい姿が目に浮かびます。

 

 

●4月11日(木)

 

2か月のオス犬をトライアルに出しました。

(バク)

 

●4月12日(金)

 

生後2週ほどの子猫3匹を引き取りました。

 

●4月13日(土)

 

和字シェルターで犬の譲渡会を開きました。

3歳ほどのオス犬マロンをレスキューしました。

 

●4月14日(日)

 

キッチンもふもふで猫の譲渡会を開きました。

7か月のオス猫をトライアルに出しました。

(ルンバ)

 

●4月15日(月)

 

2か月のオス犬をトライアルに出しました。

(ガッツ)

 

山口市H様/東京都T様より

 

毎月ひと口1000円・1日33円で

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