ちょっとホノボノ猫の恋――ももと太郎

犬  2712 Mornings   三毛猫

 

昼11:30にトライアルの結果報告

正式に譲渡された子たちを紹介します。

 

👩今日も暑かったわね。

そうそう、犬のお世話は大変。

朝7時から代り番こに何匹もお散歩に

連れ出してやらないといけないでしょ。

この時期は朝から汗だくだって!

愛情がなければとても出来ないわよね。

 

え、ケーキなんて頼んでないわよ!

ナニ・・・20匹トライアルおめでとう・・・

わぁ嬉しい!見てくれたのね。

そうなのよ

清水代表も言ってたけれど

青い鳥でも初めての経験だって!

 

その代わり1匹も決まらない日もあるのよ

折角用意してケージを組み立てて

何匹も手分けして運んだ犬や猫を

ケージやサークルに入れて

何時間待っても1匹もお声がかからない

そんな日は本当に疲れるわ。

 

でも一番かわいそうなのは犬猫。

早く里親さんを見つけて幸せにして上げたいけど

こればっかりは思い通りには・・・。

うん、そうよね。

照る日、曇る日、雨降る日って。

 

だけど、先日の譲渡会は盛況だったわ。

いつか里親の成り手も飽和状態になって

譲渡が途切れる日が来るんじゃないか

と心配してたんだけれど

市民の懐(フトコロ)はまだまだ広いなぁ

って、嬉しかったわ!

他県から来て下さった方もいたけれど

改めて犬猫のことを思って下さる方が

こんなにいるんだって感激した。

遠慮なくケーキ頂くわね。

👩私たち人間はこうして

喜怒哀楽で気持ちが揺れるけれど

程度の差こそあれ動物だって同じよね。

最近、里親さんから

こんな面白い話が報告されたの。

 

その方は3月末と4月初めに

青い鳥の猫を続けて引き取って

下さったのだけれど・・・

ちょっと待って

スマホを見ながら話すね。

 

最初は、4月2日

1歳ほどのオス猫ライムをトライアル。

ライムは2月14日に引き取った

5匹のうちの1匹。

 

次は4月17日

5歳ほどのメス猫マヒロちゃんを

トライアルして下さったの。

マヒロは4月1日に

引き取った5歳ほどのメス。

 

👩それでね

先にトライアルしたオスのライムは

直ぐに正式譲渡の知らせが来て

太郎君という名前に変わって

「毎日元気で家中を走り回っています」

と書いてあったの。

 

マヒロの正式譲渡の知らせは

遅れていたんだけれど

5歳だからトライアル期間も長いし

そのうち届くでしょう、と思っていたのね。
そうしたら・・・

つい3日前に報告が届いたのよ。

それが、面白くてね(笑)

え、早く見せろって、はいこれ!

📧

ライムは「太郎」に

マヒロは「もも」になりました。
最初のころ、1歳の太郎は

4歳年上のももに恋をしました。

仏様の造花を盗み、1本ずつ

もものことろに持って行きました。

合計6回も。


しかしももは知らんぷりで

ついに太郎は失恋したらしく

今は単なるお姉さんになっています。

👩ね、なんかホノボノしてていいわよね。

で、最後の写真がこれ。


どこか傷心の風情じゃない?

え、なぁに?

俳句には「猫の恋」って季語がある。

へぇ、そうなの?
さすがマスター博識ね。

無駄に歳は取ってないって?

 

ケーキ美味しかったわ。

 

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