2728 Mornings
ナナミの話 前半・後半に分け
後半は昼11:30に掲載します。
「ゼロへの道」では
野良に生まれた者達の悲惨な境遇と
その命を救おうとする預かりさんの
懸命の努力を中心に紹介しています。
このシリーズも既に17回になりました。
どうか目を背けずにご覧ください。
しっかりと現実を見つめることも
動物愛護の1つの姿勢です。
7月7日
junko 保健所緊急引き出し⇒受診
1~1.5ヶ月メス 450g
低体温、低栄養、脱水
疥癬(カイセン) 皮膚検査、便検査
点滴(ビタミン剤、抗生剤)
レボリューション
ナナミ(七海)と名付けました。
カイセンがひどくて
顔、耳、手足が黒くなっています。
顔はお湯で少し拭きましたがきれいになりません。
からだをお湯に浸けて洗うのは
まだ抵抗力がないためできない状態です。
弱っているのと受診疲れとで
ぐったりしていて食欲もないため
強制給仕でAD缶を与えています。
オシッコが出ていないのが気になっています。
ガリガリに痩せており高栄養が必要。
暫くはキャリーの中でケアしながら
過ごすことになるので私が預かります。
まだ離乳期でしょうから
ミルクをあげた方がいいですね。
キャリーから出れるようになったら
次の預かりさんをお願いします。
清水 あまりにも可哀そうな子ですね。
ノミがたくさんついただけでも
貧血で死んだりしますが
ナナミちゃんは疥癬でダニなので
ダニが肌をかじって中に入って行くので
痒みと痛みは相当ひどいらしく
苦しくてショック症状が出ているかもしれません。
レボルーションをしてもらいましたが
すぐには効かないのでまだ苦しいと思います。
引き続きよろしくお願いします🙏
junko オシッコが出たのでひとつ安心しました。
少しずつ回復してくれたらと思います。
でもオシッコの着いた布を洗おうとしたら
ピンクっぽかったので
もしかしたら血尿かもしれません。
もしそうなら明日受診しようと思います。
7月8日
junko 子猫ナナミ
下痢、軽度の血尿、衰弱のため受診
体温 平熱 体重 460g(10g増加)
血尿は一時的なもの
点滴(抗生剤、ビタミン剤)
動かないため歩行検査をしたところ
左後ろ足の麻痺(引きずり)が見つかった。
少し力が加わっただけで痛そうに鳴くので
レントゲンで調べると骨に異状はなく
脊髄神経の炎症が考えられるとのこと。
炎症を抑えるステロイドと抗生剤の飲み薬処方。
また胃の内部にガスが溜まっているので
針でガスを抜いてもらいました。
食欲が出て食べられるようになれば
多分心配ないだろう とのこと。
補助すれば飲み込めます。
急変しないよう見守ります。
清水 私もjunkoさんと一緒に話を伺いました。
ナナミちゃんかなり要注意とのことで
ガスの異常なたまりも原因不明
下痢でお尻も汚れています。
細菌感染も心配されますが
抗生剤を飲ましているので
大丈夫ではないかとの事でした。
ガスのため太っているように見えますが
本当は痩せています😭
清水 ノミでもダニでも沢山つくと
細菌性感染症にかかることがあります。
どちらも激しいかゆみで、食欲がなくなるし
治療しないと死ぬこともあるようです。
junko 先日逝ったラピスがノミでしたが
ナナミがダニ。気をつけなければ・・・
疥癬もですが下痢がひどく、血尿も気になります。
また受診して先生と相談します。
junko 昨日はぐったりしていましたが
今朝は少し元気になったようです。
スプーンからちょっぴりずつですが食べたし
薄目ながら目を開けて
警戒するように私を見るようになりました。
まだ信頼されていない感じがします(笑)
後半に続く・・・
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