Diary10/11~17 犬に望みを託した子どもたちの話

犬  2835 Mornings   三毛猫

 

本日 キッチンもふもふで譲渡会を開きます。

 11~15時 

テレビでウクライナやガザ地区の

子どもたちの怯えた表情をみるたびに

胸が痛み、唇を噛みしめる思いです。

ガザ地区の子どもは

腕にマジックペンで名と住所を書いている。

いつ倒れても死んでも

身元が判るようにしておくためだとか・・・

そんな不条理を世界は止められずにいます。

 

ドイツの劇作家ブレヒトの書いた

『子どもの十字軍』を思い出します。

第二次大戦中に書かれた詩で

これまで絵本としても何度か出版され

合唱曲としても歌われています。

 

1937年夏

ポーランドに戦争が起こった。
家を焼かれ親を亡くした子供たちは

「平和の地」をめざして歩き始め

生き残った55人の子たちは

最後に一匹の犬に望みを託します。

(以下はほんの一部の概略です)
 

小さな少年少女たちの一団が

ポーランドを出て
どこかへ向かって歩いていた
食べるものもない飢えた子ら
両親を失ったみなしごたち
寒さを防ぐこともできない
ボロボロの服で歩く子どもたち
壊れた町や村を通るたびに
一人また一人と加わって数が増えた

その中に犬が一匹いた
殺して食べるつもりで捕まえたけれど
どうして殺して食べたりできる?

おなじ身寄りのない仲間なのに

ポーランドでその年の一月に
一匹の犬が発見された
やせ細ったその首に札をつけていた
札には・・・どうか助けて!
ぼくらはもう道が分からない
ぼくらは55人いて待っています

犬について来てください
もし来られぬなら 急いで
犬を放してやってください
犬を撃ったりしないで!
ぼくらのいる所はこの犬しか知らない

 

字は子どもの手で書かれていた
農夫たちがそれを見たが 
犬は飢え切って死んでいた  

 

わたしはこの詩を新聞の書評で知りました。

「子どもの十字軍」はらだたけひで絵

ひだまり舎

作者と小さな出版社がCAMPFIREで資金を募り

半分しか集まりませんでしたが

切り絵の素晴らしい絵本になっています。

そして書評の終わりに記されていた一文が

胸に深く刻まれました。

 

同じ夢を見る人がいる限り

希望はきっとある。

 

 

●10月11日(水)

 

保健所より3~4週の子犬9匹を引き取りました。

本日の譲渡会にはこの子たちも参加します。

生後10日ほどの兄妹猫4匹を引き取りました。

1.5か月のオス猫をトラアイアルに出しました。

(セナ)

 

●10月14日(土)

 

3~4か月の子猫6匹を引き取りました。

4か月ほどのオス猫を保護しました。(ロロ)

 

●10月15日(日)

 

第10回BooBoo譲渡会を開きました。

1.5か月のオス猫と2か月のオス猫を

トライアルに出しました。(ルカ トキ)

2か月のオス犬をトライアルに出しました。

(ビーチ)

1.5か月のメス犬をトライアルに出しました。

(カリン)

 

 

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