Storyさくら9.“ばかちん”たちのララバイ

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》

 
3月28日

 

ワタシが食べなくなったのを知って

いきるちゃんの里親Hさんが

ワタシの好物を送ってくれました。

 

そればかりか わざわざ下関から
シェルターまで訪ねて来てくれたでシュ。
いきるちゃんも一緒でシュ。
 
いきるちゃんは’16年6月に
下関で交通事故に遭ったでシュ。
道端に倒れていたのを救ってくれた人が
青い鳥に連れてきましたが
下半身不随で圧迫排便が必要でした。
ワタシとおんなじでシュ。
 
それをブログで読んだHさんが
いきるちゃんを引き取ってくれたでシュ。
いきるちゃんは下半身不随ではワタシの先輩で
Hさんが圧迫排便の仕方をいろいろと教えてくれまシュ。
 
この日も
おむつの当て方をスタッフさんに教えてくれたでシュ。
ワタシは下半身不随でもケッコー動くので
おむつはすぐに外れてしまいまシュ。
 
それでもHさんは 圧迫排便のコツや
サスペンダーの着け方を教えてくれました。
 
青い鳥のスタッフさんも
こんなにおシャレなカバーを作ってくれました。
 
ワタシが下関で野良だった頃
ワタシに避妊手術をしてくれた人がいました。
この野良猫は手術済み」という目印で
ワタシの左耳の先はカットされてマシュ。
それが「さくら」の花びらみたいだから
さくらという名前をつけてもらったでシュ。
 
ワタシが今も生きていられるのは
このさくらカットのお陰でシュ。
事故でもう助からないとセンターに運ばれて
殺処分されるところでした。
 
でもセンターに運んだ人が こう思ってくれたのでシュ。
「誰かが野良のままでも生きて行けるように
さくらカットした子だから、何とか生かしてあげたい」
そして一度はセンターに運び込んだワタシ
のことがどうしても忘れられず青い鳥に電話したら
「すぐに連れていらっしゃい」と言われ
青い鳥に引き取られました。
 
こんな野良のワタシなんか放っておけばいいのに
いろんなニンゲンがいまシュ。
 
またワタシが生きて行けるように
「さくら募金」を呼びかけると
多くのニンゲンが寄付をしてくれました。
 
こんなに手間もお金もかかるネコなんか
放っておけばいいのに
助けようとするニンゲンもいっぱいいます。
 
青い鳥のスタッフやボランティアさんも
みんな ワタシを可愛がってくれます。
ほら、こんなにいっぱい写真を撮ってくれて・・・。
 
忙しい合間にやさしく撫でてくれまシュ。
便が出やすいようにお腹をマッサージしてくれまシュ。

 

みんな とってもやさしくしてくれまシュ。

青い鳥のシェルターには100匹もの犬や猫がいて

その世話でスタッフもボランティアさんも忙しいのに・・・

 

こんなワタシを助けて生かそうとする

ニンゲンはきっと“ばかちん”なんだとおもいマシュ。

 

ワタシが青い鳥に来てから

もう8か月ちかくになりまシュ。

そのあいだに仲間の犬や猫が

病気で何匹も死んで行きましたでシュ。

今年になってからも6匹が虹の橋を渡りました。

 

自分で排便も出来ないワタシが生き残って

ほかの子たちが先に逝ってしまいまシュ。
 
こんなワタシでも、生きてていいのでシュか?
お金も手間もかかるのに。
 
スタッフさんは 笑って
やさしく背中をとんとんしてくれまシュ。
 
 
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