哀悼もち吉:もう一つのストーリー

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

 

6月28日「もち吉」が逝きました。

11日、14日と続けて紹介し

懸命に生きる姿を伝えたばかりでした。

そして前日も「頑張ってます」と

報告があったばかりでしたが・・・

献身的に看護をしてくれたスタッフのSさんが

出勤して来るのを待つようにして

息を引き取りました。

今年3月15日に青い鳥に来て

さまざまな病気を抱えながら

3か月もよく頑張りました。

 

~*~*~*~*~

 

そして

もち吉の過去を知る人がいて

人づてに来歴を聞かされました。

 

11日のあいかつイソップ

アノヒトへ もち吉より」で書いた

アノヒトが分かったのです。

 

以下はもち吉の過去を知る方から

送られて来たメールです。

もち吉の気持ちになって書かれています。

 

犬

 おばあちゃんが施設に行って寂しかった。
おばさんやお姉ちゃんがお世話してくれるけど 
ぼくは おばあちゃんに会いたかった。
お姉さんの家に連れて行ってもらったけど 
おばあちゃんのとこに帰りたかったんだ。
おばあちゃんに会いたくて会いたくて・・・
17年も一緒に暮らしたんだもの。
 
だからある日お姉さんの家を出たんだ。
でも
おばあちゃんの家に帰る途中で
 ぼく、迷子になった。
体中のあちこちが痛んで
うまく歩けなかったからね。

それで保健所に保護され

そこから 青い鳥に来た。
ここでは病気のぼくを看病してくれ
みなに可愛がってもらって幸せだった。
おばあちゃんと暮らした17年も 
とっても楽しかったけど
ここでも 皆に可愛がってもらい
 感謝してるんだ〜。
 
でも あちこち痛むし疲れたから  
もうおばあちゃんのとこに 行っていい?
 
* * * * *  
 
もち吉は Rと言う名前でした。
飼い主のおばあちゃんは
施設に入り97歳で亡くなったそうです。
 
身内の方がお見舞いに行くと
「Rはどうしてる?Rはどうしてる?」
と しきりに気にされていたそうです。
多分もち吉は おばあちゃんの死を知って
預かり先の家を出たのだと思います。
そこの家でも可愛がられていたので
捨てられたのではありません。
 
その後 青い鳥に引き取られたと知り
きっとそちらにいた方が幸せだ
と思ったのでしょう。
Rくん⇒もち吉は
 幸せな17年間を生きたのだと思います。
 
もち吉は捨てられたのではなかったと聞いて
いくらか胸が晴れました。
今頃は
大好きだったおばあちゃんと
再会して喜んでいることでしょう。
 
このように
飼い主の老齢化や死により
ペットが行き場を失う事例が増えています。
そのほとんどが保健所に持ち込まれる
と聞いています。
 
長年ともにくらし 癒して来たペットが
施設にも入れず離れ離れにされ
保健所に連れて行かれて処分される。
それでいいのでしょうか?
日本人はもっと慈しみの深い
やさしい民族だったはずです。
 
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