動物愛護の現場:棄てなければ得られない事も

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

昨日に引き続き今日も

現場からのリポートです。

 

連日多くの犬猫が保健所に収容され

1週間の収容期限中に

飼い主や譲渡希望者が現れないと

県の動物愛護センターに送られます。

(詳しいデータはありませんが

その大半は殺処分されるようです)

ですから残った子は全て

青い鳥で引き取るようにしています。

 

その他にも乳飲み子や病気の子が収容された時は

1週間の期限を待たずに

センター送りになってしまうので

そうした時は保健所から青い鳥に連絡が入り

緊急で引き出しています。

 

昨日ブログで紹介した後も

収容期限の来た2匹の成猫と

子犬1匹 子猫1匹を引き取りました。

この4匹は昨日紹介した

保健所のリストに載っていた子たちです。

そして新たに保健所から

生後1週間ほどの子猫5匹を収容したと連絡があり

緊急で引き取りました。

この5匹の世話は一時預かりの

ミルクボランティアさんが引き受けてくれました。

 

毎日というわけではありませんが

動物愛護の現場には常にこうした出入りがあります。

そしてすべての子が丈夫に育つとは限らず

看護のかいなく旅立ってしまう子もいます。

 

その様子は6/26~28の3回シリーズ

「野良たちの哀歌」でお伝えしました。

1.野戦病院のように 6/26

2.命のはかなさ 愛おしさ6/27

3.育児放棄の子6/28

 

「あいかつ」がただ可愛い動物とふれあう事

と思ってボランティアに訪れる方は

現場の大変さに驚かれます。

そしてもう2度と訪れない人もあれば

その後も足しげく通って来る方もいます。

 

不満もいっぱいあり

ああもしたい こうもしたい

と思う日々ですが

「今やれることを 今やろう」

「ここでやれることは ここでやろう」

そう思って取り組んでいます。

 

「棄てなければ得られない」

誰がいった言葉か忘れましたが

引き取っても引き取っても・・・の

果てしない繰り返しの中で

ふーっと心が満たされ

静かにほほ笑んでいる自分に

気づく時があります。

*~*~*~*~*~*~*~*~

青い鳥の活動は
皆様のご寄付で支えられています。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。
 
【青い鳥の詳細はホームページを】
http://aoitori-aigo.org/
里親募集/ボランティア募集
ご支援の方法/ふるさと納税/よくある質問
等を掲載しております。

 
応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ ボランティアへ