Diary7/22~28 コンビニの蝶と少女の笑顔と

おはようございます

《いっしょに 生きよう あおい鳥》

 

本日 子猫のお見合い会を行ないます。

13:00~15:00

お車は国衙公園に駐めてお越し下さい。

*マスク着用のご協力をお願いします。

 

住む家のない犬や猫を保護し

里親探しに奔走した祖母の話を

何度かして来ました。

 

何かの団体に入っていたわけでもなく

「動物愛護」なんて大層なことを口にするでもなく

ただ生きものを慈しむ気持ちから

哀れな野良たちに心を寄せ

せっせと世話をしている人でした。

 

いっぽう祖父は
祖母に協力するでも否定するでもなく
ただ「菩薩じゃから」と苦笑いして
容認していました。

「菩薩」という言葉の意味を知ったのは

かなり年を重ねて来てからです。

 

先日 コンビニの前を通りかかると

中を一心にのぞき込んでいる少女がいました。

何事かと思って近づいて見ると

ガラスの内側に蝶がひらひらと羽ばたいており

外に出ようと もがいていました。

きっと自動ドアが開いた折に

入り込んでしまったのでしょう。

 

少女と目が合って

一瞬にお互いの気持ちが通じ合いました。

「助けてあげよう!」

二人で店内に入って捕まえようとしましたが

商品ラックの陰に入り込んでいて

容易には捕まえられそうもありません。

 

少女がラックを動かそうとするのを

とっさに制止しました。

ラックを動かしたら店員にとがめられるでしょうし

それでなくとも歳の離れた二人連れが

買い物をするでもなく

ただじっとラックの奥を見つめているのですから

不審に思われても仕方ありません。

 

どうしようかと迷ったあげく

私が自動ドアの前に立ってドアを開けっ放しにし

蝶が逃げるのを待つことにしました。

そして少女に

それとなく蝶を外に追うようにと伝えました。

 

冷房中の店内に外気が入り込んで来ます。

レジの店員が不審そうに見ています。

「蝶よ早く出て」と祈るように待つ時間の長かったこと。

ようやく少女の誘導で蝶が私の手の届くところまで来て

パタパタやっています。

 

生きもの好きの祖母に教わっていたので

昆虫の扱い方も身についていましたから

羽を傷つけぬように捕まえることは容易でした。

店員がレジから「お客様」と呼びかけるのと同時に

私と少女は急いで店を出ました。

危うくセーフ!

 

少女も同じように感じたらしく

私を見上げいたずらっぽく笑っています。

私が両手の平にそっと包み込んだ蝶を

宝石のようにそっと開いて見せると

少女は大きな瞳を輝かしました。

「かわいそうだから逃がしてやろうね」

と言うと 少女はこっくりとうなづきました。

空に羽ばたいて行く蝶を

少女と一緒に見上げていると

ふいに祖母の笑顔が浮かびました。

 

少女とはその場で

バイバイと手をふって別れましたが

私は心が涼やかで暑さも忘れました。

なんだか菩薩のようだった祖母が

あの少女に姿を替えて

私の前に立ってくれたような気がして・・・。

 

「菩薩」とは

他のために一生懸命はたらく者のことだそうです。

 

 

●7月22日(水)

 

保健所から生後2週間ほどの子猫3匹を引き取りました。

7月9日に産まれたカゴメの子「めっち」が逝きました。

 

●7月24日(金)

 

3か月と2か月のオス猫2匹をトライアルに出しました。(永斗 ウラン)

 

●7月25日(土)

 

2か月のオス猫(いさみ)とメス猫(笑心)をトライアルに出しました。

2・5か月のオス猫をトライアルに出しました。(サファイア)

 

●7月26日(日)

 

6歳のオス犬をトライアルに出しました。(ナオ)

1・5か月のメス(いちご)と2か月のメス(みゆ)を

トライアルに出しました。

2・5か月のメス猫2匹をトライアルに出しました。(オパール エモ)

 

●7月28日(火)

 

保健所から2歳ほどのオス犬を引き取りました。(ビート)

罠にかかったようで両足にワイヤーの傷があります。

 

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