おはようございます

《いっしょに　生きよう　あおい鳥》

 

この数年間 青い鳥は

次々と壁にぶち当たって来ましたが

そのたび毎に力をふりしぼって

活路を見い出して来ました。

 

●一昨年 

旧シェルターの立ち退きを迫られ

新シェルター建設の用地探しと

建設資金の捻出に追われました。

猫だけは善意の方の申し出で

家を２軒無償で貸して頂き

何とか移すことが出来ました。

でも犬は旧シェルターに置いたままです。

 

●昨年 

立ち退き期限の４月

新シェルターの建物は出来ましたが

浄化槽が間に合わず

６０匹の犬たちを移転できたのは６月。

やれやれと安堵したものの

発注していたエアコンの到着が遅れ

３つの犬舎に設置されたのは秋口。

犬たちは暑い中で耐えてくれました。

 

●そして今年

正月早々清水代表が

猫部屋の天井裏を掃除中に落下

背骨を折って入院。

 絶対安静でベッドに縛り付けられたまま。

約４か月の入院・リハビリを続けるなか

新型コロナの感染防止で自粛が叫ばれ

譲渡会は３密に該当しませんが

断念せざるを得ませんでした。

 

これには困り、困り果てました。

飲食・販売等のご商売と同じように

私たちの「あいかつ」もまた

多くの人とのご縁で成り立っています。

ですから譲渡会を開けなければ

多くの犬猫を抱えたまま

運営が立ち行かなくなります。

しかし３月２９日の譲渡会を最後に

その後の予定は中止と決断しました。

 

そしてけん命に考えて

Net JOTOいんふぉめいしょん

をブログで発信しはじめました。

オンライン譲渡会の走りです。

そして４月２５日からは

パロコル譲渡会を始め

毎週土曜に発信し既に１７回になります。

また５月３０日から

小規模に子猫だけに絞って

「子猫のお見合い会」も始めました。

これは山口県でコロナ感染者が出たので

ひと月間中止しましたが

８月から再開しています。

 

こうして常に現状の打開策を

必死に考えて実行して来ました。

それは私たち自身のためではなく

犬猫たちの生き残りをかけた闘いです。

その間に餌代や医療費等で

毎月２００万円近い経費がかかりますが

国や市から補助金が出るわけではなく

全て皆さまからのご寄付で運営しています。

 

 

いつまでも続くコロナ禍のなかで

他の愛護団体さんは

一体どうしているだろうと思い

ネットで検索して見ました。

何と青い鳥のブログが

早々と４月５日に掲載しています！

 

コロナに負けるな・Net譲渡会を模索中！
20/04/05　青い鳥動物愛護会 Ｄｉａｒｙ

以下は新聞社系の記事を中心に
時系列でタイトルだけ紹介します。

動物福祉団体にコロナの影 

保護依頼は増加、でも譲渡は開けず　
2020/05/02　SIPPO(朝日新聞）

保護犬・保護猫　動画で出会って　

コロナで譲渡会中止、引き取りの危機
2020/05/10　東京新聞 

動物愛護団体、コロナで苦境　譲渡会開けず

／活動拠点休業／かさむえさ代　
2020/06/09 北海道新聞

殺処分復活も…犬猫の飼い主探し難航、

「譲渡会」開催できず
2020/07/07　読売新聞

みやざき動物愛護センター 

コロナ禍で譲渡会開けず　
2020/08/13　Yahooニュース

飼い主探し難航 動物愛護センター、

コロナ禍で譲渡会開けず　
2020/08/23 宮崎日日新聞社  

 

＊　＊　＊　＊　＊

 

一つ一つを紹介する余裕はありませんが

譲渡会の開催自粛が愛護団体の運営を

根底から揺るがし危機に陥れていることが

お分かり頂けると思います。

 

人間の都合で犬猫を殺処分して来たのに

「人間が先。犬猫のことなんか・・・」と
また置き去りにするのでしょうか。

 

でも こんな中でも 動物たちに

優しく手を差し伸べてくれる人たちがいます。

ボランティアさんが

アンナの毛をカットしてくれました。

右がカット後👇

アンナちゃんスッキリして涼しそうです。

そして毎日のように

皆さんからお手紙とともに

支援物資が送られて来ます。

 

こうしたやさしさが

私たちを励ましてくれ

立ち止まらずに歩き続ける

エネルギーになっています！

ありがとうございます。