Episode この子をいつか迎えたい/四年越しのトライアル/新・旧飼い主の交流

 

365日休み無しの「あいかつ」は

日々ダイナミックに動いています。

そのホットな情報をお伝えするために

毎日ブログを発信し続けていても

紹介しきれないことがいっぱいあって

新聞のように朝刊夕刊を出したいくらいです。

そうした出来事の中から

幾つかのエピソードを紹介します。

 

 

 この子をいつか家族に迎えたい 

Story氷を解かすシリーズに

何度も登場しているオス犬ビート。

昨年7月に保健所から引き取りましたが

両脚にイノシシ罠の傷跡があります。

この子は青い鳥とは不思議な縁のある子で

既に青い鳥から

半年前に譲渡されて行った母犬の

子であることがわかりました。

その経緯は

Story氷を解かす5.’20/11/10

新たなる氷たち。そして驚きの情報が。
で紹介しました。

 

裏道トリオの1匹として

Storyに何度も登場しましたが

譲渡の話はなかなか・・・

 

今も人を怖がって

人がドッグランに入ると逃げ回るほどです。

でも こんなビートを

ずーっと見ている方がいて。

「トライアルしたいと思うので

フィラリアの具合を病院で

確認していただけませんか」

という依頼がありました。

診察の結果は・・・
心配する大きさにはなっていないので
きちんと薬を飲ませていけば

進行も進まないでしょう」

 

それをお伝えすると

「家族に迎える準備を進めたい」

とのご返事。

脚に傷があっても人に慣れていなくても

どこかで見ていてくれる人がいる。

それに感動したのですが

もうひとつ・・・動画をお見せします。

ビートをなでるスタッフの手を見て

胸がつまりました。

手の肌荒れも、おしゃれも気にせず

長靴とジャンバーで世話をしている女性たちの

犬猫に寄せる思いやりの深さも

ぜひご覧いただきたかったのです。

 

そしてビートの

良い話をお伝え出来るといいなぁ。

 

 

 四年越しのトライアルを経て 

 

’17/11/2 に保健所から引き取った

3匹の子犬がいました。

いずれも生後3か月ほどで

ケーキだけが譲渡に恵まれず

一時預かりさんのお家に行きました。

青い鳥に来た時から心を閉ざしたままで

預かっていただきました。
その預りさんからお便りが届きました。
📧
こんにちは😃Kです。
この度ケーキの預かりから
そのまま里親になる事になりました。


まだまだ人間が怖く
完全には信用してもらえてませんが😅
これから沢山の愛情をかけて
幸せにできるように頑張ります。

 

なんと4年間も

完全には心を開かないままで

ずうっと一緒に暮らし

大切に育てて下さったのですね。

そして正式に家族として迎え入れて下さいました。

本当にありがとうございます。

 

 

 新・旧の飼い主様の温かい交流 

 

人の世に有為転変はつきもの。

人生も暮らしもどう変わるか予測できません。

100年に一度のコロナ禍に晒されて

つくづくそう思います。

ですから「終生飼う」と心に誓っていても

飼い犬・猫を手放さざるを得ない状況が

絶対に訪れないとは誰も言えません。

 

それはわかるのですが

首輪を着けたまま遠い山中に遺棄したり

ささいな理由で保健所に持ち込む例が

後を絶ちません。

(保健所はそれを断ることが出来るのに・・・)

 

そんな無責任な飼い主がいる一方で

手放す子の幸せを願って

心を配る飼い主さんもいらっしゃいます。

 

ある飼い主さんから相談を受け

止むを得ないご事情なので

4歳のオス犬ジョンを引き取りました。


折よく

「柴犬が欲しいけれど、保護犬を」

という方がいらして
その方に連絡すると「ぜひ会いたい」と。

そこで旧飼い主さんが

ジョンの避妊手術を済ませてから

青い鳥に連れて来る日に合わせて

シェルターで会うことになりました。

そしてジョンを気に入られ
そのままトライアルし譲渡が決まりました。


ここまでは

あっても不思議ではない話なのですが・・・
ジョンを手放した旧飼い主様と

ジョンを迎え入れた信飼い主様との

交流が続いていることを知り

心がほっこりと和まされました。

旧飼い主様から青い鳥に届いた

お便りです。

📧
4月には、里親探しでお世話になり

願ってもない好条件のお宅に

ジョンを託す事が出来ました。

時折、里親のM様から

電話を頂いております。

ジョンはM様のお宅で

大変可愛がって頂いております。

青い鳥の皆様

誠に、有難うございました。
(*^ー^)ノ♪(^.^)(-.-)(__)

 

ね、とてもいい話でしょ。

長年飼った犬猫を保健所に棄てて

素知らぬ顔で暮らしている人と

やむを得ぬ事情で手放してからも

その幸せを願う人。

その辛いお気持ちを察して

その子の様子を伝えてあげる人。

 

コロナ禍でも

美しくあたたかい彩模様を

織り成す人もいるんですね。

 

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