保健所に捨てられた犬⑩ドッグイヤーの哀しさ

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動物愛護管理法には

「終生飼養の義務」が明記されており

虐待と飼育放棄は犯罪です。

にもかかわらず

首輪を着けたまま保健所に

収容される犬が後を絶ちません。

飼い犬だったことは明らかです。

 

家を離れて行方不明になった犬を

探そうともしない無責任な飼い主。

時には老犬を持て余して

車で遠くに運び山中に捨てる

後を追わないように

電柱に鎖を結んで立ち去った

非情な飼い主もいました。

 

そうした遺棄をを防ぐために
Storyで繰り返し訴えて来ました。

●「飼育放棄の犬」として4回

 ’17/12/25~
●「保健所に捨てられた犬」として9回

’18/2/24~

●「捨てないで飼い主さん」として8回
’19/9/11~’21/2/12

👇下は’18年「保健所に捨てられた犬」です。

アーモンドは盲目で遺棄されたようです。

半数は譲渡され3匹は死にました。

SDGS犬のコロちんも老犬ハチは

今もシェルターにいます。

これまでに25匹を掲載しましたが

昨年2月を最後にシリーズを中断。

それ以降は数えていませんが

飼い犬だったと思われる子の遺棄は

今も続いています。

 

👇’13年に環境省が制作したパンフレット。

そのトップページに

「飼えなくなった理由」が紹介されています。

今はこうした安易な理由では

保健所は引き取りを断れるのですが・・・

捨てられるのは老齢の犬が多いので
新しい里親様と出会うことなく
大半はシェルターで最期を迎えます。

 

先日紹介した老犬ハチもその1匹。

飼主に可愛がられ

家族をいっぱい癒して来た末に

老いて棄てられたのでしょう。

 

犬の平均寿命は13~14歳ほど。

一般的に小型犬は長く

大型犬は短い傾向とされています。 

日本人の平均寿命が

男性81.64歳 女性87.74歳ですから

犬は人間の6倍ほどの速さで歳をとります。

 

ドッグイヤーの哀れさを知っていながら

最後に棄ててしまう人間の非情に

やり切れなさを感じます。

つい最近もそんな老犬が

保健所から青い鳥にやって来ました。

 

人慣れしており

来て直ぐにお散歩の仲間入りもして

まだ元気だと思っていたのですが・・・

大変な不幸を抱えた子でした。

次回にそれを書こうと思います。

 

続く・・・

 

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