Diary7/20~26 空蝉を 掌に取って聴く 祖母の声

犬  2380 Mornings   三毛猫

 

本日「古民家キッチンもふもふ」で

犬猫の譲渡会を開きます。

 11:30~15:00 

 

先日 子猫6匹を引き取りました。

青い鳥の一時預かりをして下さっている方のお家の前に

ある日 段ボール箱が置かれていて

鳴き声がするので開けてみると・・・

生まれたばかりで

へその緒がついていました。

そしてこんなメモが貼られていました。

どんな事情があるにせよ

動物の遺棄・虐待は犯罪で

処罰の対象になります。

スミマセンで済むことではありません。

既にお伝えしておりますように

青い鳥のシェルターは満杯で

これ以上引き取る余裕はありません。

市民の皆様やボランティアさんと

力を合わせて懸命に維持して来た

殺処分ゼロがストップするかもしれない

苦境に立っています。

 

皆で話し合い知恵を出し合って

乗り越えなければならない時に

こっそり他人に押し付けて知らん顔だなんて。

それでいいのでしょうか?

きちんと名乗って話しをし

負担すべきことは引き受ける。

それが正しい方法だと思いませんか。

 

動物愛護に生きた祖母も

同じように捨て猫を見つけたとき

こんなふうに私に教えてくれました。

 

ほかの人に知られなければ

何をやっても構わない

って考え方はズルいだけじゃなく

自分自身のためにも良くないんだよ。

どうしてだかわかるかい?

 

他人は騙せても自分が知っているだろ。

自分は騙せないんだよ。

だから心の深い所で

私はイケナイ人間だと思い

傷がついてしまう。

それが行動や顔つきにも表れるのさ。

 

今になって思うと

それは深層心理のことで

学問のない祖母は本を読まずとも

経験でそれに気づいていたのですね。

 

そんなことを考えながら

近所に買い物に出かけると

路上にセミの抜け殻が落ちていました。

地中で何年も過ごし

やっと地上に出た幼虫が脱皮して

恋の相手を探して鳴き暮らし

数週間で死んでしまう。

 

日本人はその抜け殻を「空蝉ウツセミ」と言い

輪廻転生のシンボルと見ました。

人は、死んだら

別のものに生まれ変わり

生と死を繰り返して命は回っている

という考え方です。

そして

現世に生を受けている姿を

現身(うつしみ)と言い空蝉に重ねました。

命は一時のはかない現象に過ぎない

だからこそ美しく尊い・・・

と昔の人は考えました。

 

動物愛護に生きた祖母の血を引いて

いま私がこのブログを書いている。

私の中に祖母は生きています。

 

空蝉を 掌(て)に取って聴く 祖母の声

 

「公園で拾いました」という子猫兄妹は

3匹ずつ一時預かりさんのお宅に託し

懸命に命をつないでいます。

 

●7月20日(水)

 

1・5か月のメス猫をトライアルに出しました。(星)

 

●7月21日(木)

 

保健所から1か月のほどの子猫5匹引き取りました。

1か月ほどのメス犬を引き取りました。(ピノコ)

1か月のメス猫をトライアルに出しました。(リナ)

 

●7月22日(金)

 

保健所から2~3歳のメス犬を引き取りました。(チロ)

保健所から2か月ほどのオス猫を引き取りました。(ハルト)

 

●7月23日(土)

 

10歳ほどのメス猫を引き取りました。(シャムコ)

1か月ほどの子犬7匹兄妹を引き取りました。

 

●7月24日(日)

 

猫のお見合い会を開きました。

2・5か月ほどのメス猫を引き取りました。(ひかり)

 

ZOOMミーティングを行ないました。

 

●7月26日(火)

 

朝日新聞の動物愛護サイト

SIPPOさんが東京から来て

青い鳥を取材して下さいました。

記事になったらまた紹介します。

 

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