Story氷を解かす2.時よゆっくり流れろ

おはようございます

《いっしょに 生きよう あおい鳥》

 

明日「子猫のお見合い会」を開きます。

 

野良で人との接触が少ない子は

青い鳥に来てからも

警戒心が強くおびえた目をし

体をこわばらせているのが普通です。

それをスタッフやボランティアさんが

やさしく声をかけながら

少しずつ少しずつほぐして行きます。

 

からだにふれるのを嫌がる子

なでてもあまり気にしない子

経験や性格によってさまざまですが

こわばりを解くのは容易ではありません。

 

Storyレイン’20/1/29で紹介しましたが

昨年6月末~7月初めに

3匹の子犬を相次いで引き取りました。

3匹とも3か月ほどの子犬で

人に慣れるか怖がるかが分かれる

微妙な時期です。

この3匹は同室で暮らしたのですが

どの子もなかなか人に慣れず

近付くとからだを固くしてしまうので

“カタマリーズ”と呼んでいました。

 

それでもスタッフの骨折りで

なんとか譲渡出来るまでに慣れさせ

せせらぎは12/17に

青い鳥から巣立つことが出来ました。

 

またレインは11/28にトライアルしたのですが

飼い主さんを噛んでしまい戻って来ました。

それを哀れに思ったボランティアさんが

一時預かりを申し出て下さいました。

今もそのお家ですっかり人に慣れ

元気に暮らしています。

 

10月3日にはこんなお便りが届きました。

📧

最近のレインです。

家中、走り回ってます😊


よく食べよく出して😁
元気いっぱいですよ👍


 

青い鳥にいた頃と較べてみて下さい。

決して生まれつきの性格などではなく

環境や人の接し方によってこんなに変わるんです。

 

さて 現在もシェルターで暮らしている

カタマリーズの1匹「ひと」くんですが

今もこんな調子です・・・。

 

いま一緒にいるのは琴♀(左)とかほ♀(右)。

 

琴は’18/8/7に2歳で青い鳥に来て

すぐに一時預かりさんのお家に託され

1年半ほどお世話になっていたので

ある程度は人に慣れています。

 

3匹ともオヤツは手から

食べてくれるようになりましたが・・・  なかなか慣れてくれません。
人に慣れてお散歩できることを

里親様は望まれますので

譲渡の機会にも恵まれません。

 

犬や猫は

人間の何倍もの速さで

歳を取って行くというのに・・・

私たちは日々の仕事に追われて

じっくりふれ合ってあげる時間が

あまりありません。

そしてこの子たちはどんどん歳を取って

譲渡の機会が失われて行きます。

 

固まった心を解かすことは出来ます。

それは多くの例が示しています。

でも 時間と熱意が必要です。

この子たちのことを思うと

「時間よゆっくりと流れて」

と願うばかりです。

 

この子たちとふれあって下さる

ボランティアさんを求めています。

 

 

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