Storyトラ2.この子を保護したからには・・・

おはようございます

 

11月22日に

野良で保護されて青い鳥に来た

トラ君の成長ぶりを追っています。

 

少しずつ人に慣らして

ひと月になろうという12月中頃

初めてハーネスとリードを着けて

お散歩の準備を始めました。

やはり慣れないことは嫌がります。

それでも根気よく

外に連れ出そうとしますが・・・

やはり男の子。

なかなかの頑固者です!

 

ここで諦めては逆戻りですから

毎日外に連れ出し

半ば引きずるようにして歩かせます。

青い鳥に来てひと月半頃です。

突っ張って拒否するトラとの根気くらべ。

その根底に深い愛があればこそです。

 

トラを保護されたSさんは

その後もシェルターに足を運んで

トラとふれあいを続けて下さいました。

歳末の忙しい中にもかかわらず。
こうして年を越し新年を迎えました。

 

そしてSさんのシェルター通いは

年が明けてからも続きました。

Sさんに伺ったことはありませんが

きっと「自分が保護したからには

この子が幸せになるまで見守ろう」

・・・そう思っているのかもしれません。

1月21日

Sさんやスタッフの努力のお陰で

トラはシェルターの外まで

お散歩できるようになりました。

(左がSさんです)

 

この颯爽とした歩きっぷりを見て下さい!

しっぽを振って得意そう。

もう野良の面影はありません。

動物には言葉は通じないけれど

コミュニケーションはとれる。

そう思いませんか?

1月22日

 

青い鳥に来て2か月。

トラは先輩の「琴」や「きみ」とも一緒に

楽しくお散歩できるようになりました。

嬉しそうです。
 

こんなに早くお散歩できるようになれたのは

Sさんがせっせと通ってくれたお陰です。
 

そしてSさんは

忙しいスタッフに代わって

トラだけでなく周りの子にも声をかけ

オヤツを上げて下さるので

今まで手から直接食べようとはしなかった子まで

Sさんが来るのを心待ちにしている様子です。
 

1つの命がSさんによって救われ

その命(トラ)はやがて里親さんと出会い

ご家族に大きないやしをもたらします。

 

「無責任な餌やり」という言葉を使い

野良犬猫の問題を

すべて餌やりさんのせいにして

殺処分を続ける行政の姿勢は

責任転嫁と言えないでしょうか?

 

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